プログラミング

小学生向けプログラミング教室の選び方から自宅学習の教材まで解説

プログラミングの授業風景

2020年、小学校でプログラミングが必修化されました。
でも、親世代にとってプログラミングは、馴染みの薄いもの。
正直、「プログラミングって何の役に立つの?」「子供のプログラミング教室ってどう選べばいいの?」など、わからないことばかりですよね。

この記事では、プログラミングを習うメリット、プログラミング教室の選び方などを説明します。

なぜプログラミングを学ぶ必要があるの?

プログラミングは、近い将来、大学入試共通テストの科目にすることも検討されています。
なぜ今、こんなにもプログラミングが重要視されているのでしょうか。
理由は、「これからの世の中では、ますますIT化が進む」からです。

私たちの生活を便利にしてくれる、スマホやwebサイト、自動で動く掃除機などは、すべてプログラムで動いています。
ひと昔前までは、考えつかなかったような技術が今や当たり前のように使われるようになりました。

子供たちが活躍する時代には、この流れは止まることはなくIT化はますます進んでいくことは間違いありません。
プログラミングは、読み、書き、計算と同じように当然のスキルになっていくのです。

小学生がプログラミングを学ぶメリットは?

プログラミングを学んだ子供たちは、ゲームやアニメーション、アプリなどを作れるようになります。
ですが、身につくのはそれだけではありません。
プログラミングを学ぶメリットを4つご紹介します。

創造力がつく

子供たちがプログラミングをする前には、「こういう作品を作りたい」とか、「このように動かしたい」と頭の中で作りたいものをイメージします。
イメージ通りの作品を作れるよう、プログラミングをしますが、すぐに思い通りのものができるとは限りません。

思っていたものと違うものが出来上がることもあります。
何が間違っているのかを考え、修正をしながら、理想に近づけていくうちに、イメージしたものをカタチにする力がついていきます。

論理的な思考力が身につく

人同士の会話の中で、多少言葉遣いが間違っていたとしても、大抵コミュニケーションは成り立ちます。
でも、コンピュータが相手の場合、命令を少しでも間違えると、思い通りには動きません。

順序だて、正確に指示を出さなければいけないのです。
プログラミングの経験を重ねるうちに、子供たちは、道筋を立てて考えられるようになります。

将来の仕事に役立つ

プログラミングを学んだ子供たちは、将来「プログラマー」「ゲームクリエイター」「エンジニア」などの職業につける可能性が高くなります。

オフィスで働くエンジニア

たとえIT系の職業につかなかったとしても、プログラミングのスキルや経験は、他の仕事でも活かされます。
プログラミングで得た論理的な思考は、仕事の優先順位を決め、効率的に仕事をすすめるうえで役立つからです。

プレゼンテーションスキルが身につく

多くのプログラミング教室では、できあがった作品を他の仲間や講師へ向けて発表する時間があります。
人前で自分の意見を発表する経験を通じて、自然とプレゼンテーション能力がつきます。

プレゼンテーションスキルは、学校ではもちろんのこと、将来、仕事で企画やアイディアを発表する際にも役立つでしょう。

小学生のプログラミング教室 注意点は?

小学生がプログラミング教室に通うときに知ってほしい注意点が3つあります。

  1. 視力の低下
  2. 文字を手書きする機会が減る
  3. 月謝が高い

これらは受講生が小学生だからこそ、気になる点であり、デメリットに感じる部分だと思います。
どのようなことに気を付ければ注意点をカバーできるのか説明しましょう。

視力の低下が気になる

小学生中学年くらいから眼鏡をかける子も増えてきますよね。
親としては視力の低下がゲームやパソコンの使用によるものなのか気になるでしょう。
もちろんプログラミング教室に通ったからといってすべての子どもの視力が低下するわけではありません。

視力の低下を抑えるために、必要だといわれていることは以下の6点です。

  1. 親が管理してパソコンを使う時間を決める
  2. パソコンと目の距離は30センチ程度離す
  3. ブルーライトカットのメガネを使用する
  4. 1回1時間までなど使用時間を制限する
  5. 部屋の明るさに気をつける
  6. 適度に外で遊ばせる

パソコンの使用だけが視力の低下と関係があるとは言えません。しかし、パソコンの使用にはできるだけ気をつけてあげるといいですね。

文字を手書きする機会が減る

文字を書くことが嫌いな小学生は意外とたくさんいます。運筆力が足りないせいです。
そんな時期からパソコンを使わせることで、文字を書く機会が減り、学校の授業に支障が出るのでは?と考える保護者もいるようです。

プログラミングを勉強している時間は手書きをすることはなくなります。しかしそれ以外の時間で文字を書く機会はたくさんありますので、懸念するほどではないでしょう。
小学生低学年など、字の汚さが気になるというのであれば、書道を検討してもいいかもしれません。
書道はこちらの記事に詳しくまとめてます。

プログラミング教室は月謝が高い

他の習い事の平均的な月謝が月6,000円程度であることに対して、プログラミング教室は10,000円近くかかる習い事です。
しかも、パソコンやロボット制作費など月謝以外にかかる費用もあります。

プログラミングの知識は、短期間では身につくものではありません。
月謝は継続的な支出になるので、毎月の支払いが家計を切迫しないか、よく親子で相談して決める必要があります。
プログラミング教室では、月謝だけではなく、教材費やロボット材料費なども含めてどれくらいかかるのか調べる必要があります。

キーボードを使わなくても、プログラミングができるって本当?

実用的に使われているプログラミングでは、キーボードに文字列や数字、記号を打ち込んでコンピュータへ命令をします。
このような文字で打つプログラミングのことを「テキストプログラミング」といい、使われる言語には、Java、C#、Swiftなどがあります。

ですが、まだパソコン操作に慣れていない子供には、テキストプログラミングはハードルが高いですよね。
そこで、キーボードを使わず、マウスの操作だけでプログラミングを行える教育プログラミング環境が開発されています。

代表的なものが、スクラッチ(Scratch)です。
有名なので、あなたもどこかで聞いたことがあるかも知れませんね。
スクラッチでは、アニメーションやゲームを作れます。

プログラムを学ぶ小学生の女の子

すでに用意されているブロックを組み合わせてできるので、初心者でも簡単にできます。
ブロックには、動きや音などに関する命令が日本語で書かれているんですよ。
スクラッチのような言語を「ビジュアルプログラミング」と呼びます。
多くのプログラミング教室では、入門者は「ビジュアルプログラミング」、中・上級者になると「テキストプログラミング」へと移っていきます。

プログラミング教室の選び方は?

最近は、プログラミング教室の種類も増えてきましたよね。
数が多くなると、どう選んだらいいのか迷ってしまいます。
プログラミング教室の選び方のポイントを4つあげてみます。

  1. 教材にロボットを使うのか、使わないのか
  2. 1つの課題に取り組む期間はどのくらいか
  3. 費用やアクセス、振替などの条件面はどうか
  4. 無料体験や夏期講習がある教室を探すこと

それぞれについて説明します。

教材にロボットを使うのか、使わないのか

ロボットをプログラミングして動かすタイプの教室は、数多くあります。
教材にロボットを使う教室は、ロボットやブロックが好きな子には、とっつきやすいかも知れません。

コンピュータの画面でプログラミングした内容を目の前のロボットが表現するので、「プログラミングってこういうことができるんだ」とイメージしやすいのがメリットです。

ロボットプログラミングの授業風景

ただ、ロボットを作ることばかりに夢中になり、プログラミングに充てる時間が少なくなるデメリットもあります。

1つの課題に取り組む期間はどのくらいか

教室によって、取り組む課題の期間が変わります。
例えばヒューマンアカデミープログラミング教室では、1つの作品につき、3カ月(月2回)かけて取り組みます。
テックキッズスクールでは、毎回1つの作品を作ります。

じっくりと作品作りに向き合わせたいのか、毎回成果を求めるのかで選ぶといいですね。

費用やアクセス、振替などの条件面はどうか

プログラミング教室は、他の習い事に比べて月謝が高くなりがちです。
月謝の他に、教材費が数万円かかる場合があります。
教室まで遠い場合、交通費も余計にかかります。

パソコンは自宅にあるものを使う予定なら、費用が抑えられますが、もしパソコンがない場合はレンタル代がかかります。
休んだ時に、別の日に振替をしてもらえるかどうかも気になるところです。教室によっては、振替を行っているところもあるので、チェックしてみてください。

興味のある教室を見つけたら、できるだけ体験教室へ行くことをオススメします。
教室の雰囲気や、お子さんの教室への興味や関心の程度もわかるので安心です。

無料体験や夏期講習がある教室を探す

プログラミング教室は他の習い事と違って、何を勉強しているのか保護者さまから理解されにくい習い事です。
また、教室によって授業の内容や進め方に違いもあります。同じ系列の教室でも先生が違うと雰囲気が変わりますよね。

小学生の習い事で一番気になるのが「子どもたちが嫌がらず続けていけるか」ではないでしょうか。
無料体験や夏期講習など、実際の授業を見学することが一番参考になります。講師に対して不安に思うことを質問できるチャンスでもあるのでぜひ参加してみましょう。

オンライン教室と対面教室・それぞれの特性とは

プログラミングを習いに行こうと思うと、オンライン教室と対面教室の2種類にわかれます。ここでは選ぶポイントやメリット・注意点について説明します。
受講する子どもにはどちらのほうが向いているのか考えてみましょう。
オンラインの教室か対面教室かどちらがいいのか悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

オンライン教室を選ぶポイント

オンライン教室でプログラミングを選ぶポイントついて説明します。

  • 地方在住の場合など、自宅近くに教室がないとき
  • 月謝が比較的安いところが多い
  • 自宅でも外出先でもどこでも勉強できる
  • 小学生の場合、自宅だと集中できないことも

オンライン教室は送迎の手間がない分、きちんと学習で来ているのか、集中で来ているのか、正しくパソコンの操作ができているのかなど親のサポートが必要です。

小学生のオンライン学習

こちらの記事に詳しくまとめてますのでご覧くださいね(^^)

対面教室を選ぶポイント

対面教室でプログラミングを選ぶポイントについて説明します。

  • プレゼンテーション能力は対面のほうが身に付きやすい
  • グループワークの経験ができる
  • パソコンを自分で用意しなくてもいい
  • モチベーションを高く保てる
  • 通えるところに教室がない可能性
  • 送り迎えが親の負担になることも

小学生の場合、親の負担は増えますが、対面教室のほうがメリットが多いです。
しかし、実際いい教育が受けられるプログラミング教室が通える範囲にあるかどうかが大きなポイントになります。

オススメのプログラミング教室15選

では、具体的に、どこの教室がいいのでしょう。
教室選びに迷っている方へ、おすすめのプログラミング教室をご紹介します。

Tech Kids School(テックキッズスクール)

テックキッズスクールHP

Tech Kids Schoolはアメーバブログを手がける、サイバーエージェントが運営しています。
コンテストへの入賞者実績も豊富で、顧客満足度も高いです。
授業では、毎回作品を作ります。

生徒4~6人につき講師が1人程度の少人数制で、講師は現役の理系大学生です。
「テクノロジーを武器として、自らのアイデアを実現し、社会に能動的に働きかけることのできる人材」の育成を目指しています。

入門者向けの内容を学んだ後は、SwiftやC#など、プログラミング言語を学べるようにステップアップしていきます。
120分の授業で、毎回の授業で1つの作品を完成させます。
プレゼンテーション講座やAdobeのクリエイターツール(IllustratorやPhotoshopなど)を使うデザイン講座も人気です。

対応コース ・継続コース
・オンライン継続コース
・短期体験コース
授業数 月3回/1回120分
対象年齢 小学生~中学3年生
授業料・教材費 継続コースの場合
・教材費:税込¥2,200
・受講料:税込¥20,900
・PCレンタル:税込¥4,400
オンライン継続コースの場合
・月額:税込¥13,200
ホームページ 公式サイト

Twitterの口コミ

LITALICOワンダー

LITALICOワンダーHP

年長から学べるプログラミング教室です。
テクノロジーを活用した、ものづくりができるコースを用意しています。

ゲーム&アプリプログラミングコース、ロボットクリエイトコースの他に、3Dプリンタやレーザーカッターなどのデジタル工作機器を使って、ものづくりを行うコースもあります。

オーダーメイドのカリキュラムが特徴的です。
300以上のコンテンツの中から、子どもの理解度や興味に合わせて、学ぶ内容を設計してくれるので、きめ細やかな対応が期待できます。

対応コース ・プログラミング
・ビジュアルプログラミング
・ロボット
・電子工作
入塾金
※初月のみ
15,000円(税別)
対象年齢 年長~高校生
ホームページ 公式サイト

5つのコースが用意されており、料金はそれぞれ異なります。
参考までに「ゲーム&アプリプログラミングコース」の料金は下記のとおりです(^^)

1回の授業
※90分月8回の場合
4,000円(税別)~

Twitterの口コミ

ヒューマンアカデミー こどもプログラミング教室

ヒューマンアカデミーHP

日本全国に展開しているヒューマンアカデミー 子どもプログラミング教室
10年以上続いている子ども向けロボット教室での、ノウハウを生かした教室です。
プログラミング教室の中では、月謝が安めなのが、親としてはありがたいですね。

段階的な学習ができるので、初心者でも無理なく取り組めます。パソコン操作の基礎から、入門者向けのスクラッチでのプログラミング作成、3年目では言語を使ったプログラミングができるようなカリキュラムが組まれています。

コースは、ベーシック(1年目)、ミドル(2年目)、アドバンス(3年目)に分かれています。
アニメーションやゲームを作成し、発表するという流れで、3カ月(計6回)を、1タームとして取り組みます。

対応コース ビジュアルプログラミング
入会金 11,000円(税込)
対象年齢 小3(推奨)
授業料 月額 9,900円(税込)
教材費 月額 660円(税込)
バッグ・バインダー代 2,200円(税込)(入会時のみ)
ホームページ 公式サイト

アーテックエジソンアカデミー

アーテックエジソンアカデミーHP

アーテックエジソンアカデミーは、学校教材のメーカーである、株式会社アーテックが運営しています。
教材メーカーだけあって、プログラミングには、ロボット教材を使います。
毎月、1体のロボットの組み立てをします。

ロボット製作に時間を取られないよう、パーツは10種類ほど。センサーやモーターもすべてブロックの形をしていて、つけやすいよう設計されています。
プログラムの内容は本格的ですが、操作はマウスのみで簡単に行えるので初心者にも安心です。

費用は、それぞれの教室で違います。
参考として、「楽学舎ロボットプログラミング教室」の費用をご紹介します。

楽学舎ロボットプログラミング教室 田無教室
受講料10,450円/月(税込)月2回

対応コース ロボット
教材費 ロボット組み立てセット一式 38,500円(税込)
対象年齢 小3(推奨)
ホームページ 公式サイト

CoderDojo(コーダー道場)

コーダー道場HP

CoderDojo(コーダー道場)はプログラミングが学べるコミュニティです。
コーダー道場は、正確には教室ではなく、非営利のコミュニティで、費用はかかりません。2011年にアイルランドで始まり、世界中に広まっています。
日本には、200以上の道場があり、それぞれの道場で学べる内容は違います。

プログラマーや、教員、コーダー道場で学んだ学生、参加者の親たちが協力し合って自主的に運営されています。
プログラミング教室ではないので、課題を与えてもらうのを待っているだけでは上達しません。ただし、自主的に学ぼうとする子にとっては、興味深い場所だと思います。

対応コース プログラミング、ビジュアルプログラミング、ロボット、電子工作
対象年齢 小1~高校生
ホームページ 公式サイト

Swimmy(スイミー)

スイミーHP

インプット学習とアウトプット学習を繰り返しながら行われる授業でプレゼンテーションとディスカッションに力を入れています。また全クラス授業で正しいタイピング練習に取り組んでいるのもプログラミング初心者さんには嬉しいですよね。

生徒2名に対して1名の講師の個別指導なので、基礎からしっかり指導してもらえます。3年でプログラミング言語Pythonが書けて、読めるようになる完全個別指導です。

対応コース プログラミング基礎養成コース(IoTプログラミングツール)
エキスパートコース(プログラミング言語「Python」)
授業数 ベーシックコース(月2回・月4回)
対象年齢 年中~高校生
授業料・教材費 Swimmy 高田馬場校
入会金 11,000円(税込)
月謝11,000円(税込)+教材・端末費・管理費等 1,100円(税込)
※受講料金は教室ごとに変わります。
ホームページ 公式サイト

SMILE TECH(スマイルテック)

スマイルテックHP

豊富なカリキュラムの中から、好きな授業を選んで学べるチケット制のSMILE TECH(スマイルテック)です。
対面コースもオンラインも同じチケットを使うことができます。チケットの消費枚数はコースの内容によって異なるので注意しましょう。チケットには有効期限がありますが、好きな時間に好きな講座で使えるので自由度が高いですね。

無料体験コースも充実していてマインクラフトイングリッシュコースやスクラッチデザインコース・ドット絵を用いた3DCGコースなども受講できます。

対応コース プログラミングコース
デザインコース
アート&デザインクリエイティブコース
Minecraft × Englishクリエイティブコース
スクラッチクリエイティブ
対象年齢 小3年~中学生向け
授業料・教材費 通常授業、オンライン授業共に受講可能なチケット制。
入会金は無料
12回券 21,780円(税込)
※有効期限あり
ホームページ 公式サイト

CodeCampKIDS(コードキャンプキッズ)

コードキャンプキッズHP

コードキャンプキッズは、オンライン授業も対面授業も、基本は映像教材を用いたレッスンです。
マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボによって作られたScratch(スクラッチ)を、オリジナル映像教材で学習します。

コードキャンプキッズは、オンライン教室でも一人ひとりのペースで進められるので、初めてでも、きちんと理解できた状態で次のステップに進むことができます。
対面授業も少人数制なので、コミュニケーション力とプレゼン能力を高めることに重点を置いた授業です。

対応コース Scratch・unityプログラミング
ロボット
授業数 毎月4レッスン
対象年齢 年長~中学3年生
授業料・教材費 月額¥4,378(税込)
受講料 ロボットプログラミングの場合
入学金 11,000円
月謝 11,000円
機材レンタル費(必要であれば)2,200円
Scratchプログラミング・Unityプログラミング
入学金 11,000円
月謝 16,500円
機材レンタル費(必要であれば)2,200円
オンライン
月額¥4,378(税込)
ホームページ 公式サイト

レゴスクール

レゴスクールHP

レゴスクールはレゴ教材を使って様々な制作をする教室です。
プログラミングを組んで何かを作るというよりは、STEM教育の要素を取り入れた授業でプログラミング的思考を養う授業から始めます。

ロボティクスの学習はレゴのロボット教材「レゴ®マインドストーム」を使って、自律型のロボットをデザインします。とくに男の子に人気のコースです。
ロボットの材料を購入する必要があるので、他の習い事に比べると高額ですが、教材の質とボリュームはさすがレゴだと思う内容になっています。

対応コース コードクリエーター
ワールド・ロボティクスなど
対象年齢 年少~小学生
授業料・教材費 入会金 22,000円
ブロック代1~6万円(毎年購入)
月謝は、各スクールまでお問い合わせくださいとあり、明記されていません。
月謝は10,450円~15,620円
教材初期費用は35,000円~75,000程かかります。
授業数 週1回・年間42回
ホームページ 公式サイト

栄光ロボットアカデミー

栄光ロボットアカデミーHP

栄光ロボットアカデミーでは「教育版レゴ® マインドストーム」や「レゴ®エデュケーションWeDo™」、「レゴ®エデュケーションSPIKE™プライム」や「viscuit」を使用した授業を実施しています。
わかりやすく工夫されているオリジナル教材と、少人数制で1人1人に目が届く授業は、授業は保護者や生徒の満足度が高いと評判です。

対応コース (幼児コースあり)
プライマリーコース
スタンダード・アドバンスコース
授業数 月2回90分
対象年齢 小学生
授業料・教材費 月謝 11,000円
維持費 1,000円
初回教材費 24,200円~59,300円
ホームページ 公式サイト

トライ式プログラミング教室

トライ式プログラミング教室HP

直感的に学べるKOOV®を採用していて、教材の評価が高いトライ式プログラミング教室。全国329教室あるので通いやすいのも人気のポイントです。

KOOV®は、女子にも男子にも親しみやすいデザインで、レンタルと購入を選ぶことができます。購入が必須だと金銭的な負担も大きいのでとても助かりますよね。
トライ式は入会金無料キャンペーンを行っているときがあるので要チェックです。ロボット作成のある教室の中では月謝も安くコスパがいいでしょう。

対応コース スタンダードコース
アドバンスドコース
KOOV Challenge
授業数 90分×24回(月2回)
対象年齢 小学1年生~6年生※中学生の方は別途ご相談ください。
授業料・教材費 入会金 11,000円(トライ会員は無料)
受講費 8,800円
ホームページ 公式サイト

プログラボ

プログラボHP

入会金・教材費不要で初期費用を抑えてプログラミングを始めることができるプログラボ。
使用するタブレット、PC、ロボット教材は全て教室で用意してくれるので安心して始めることができます。

「ものづくり」を中心にSDGsや社会・環境問題など多様な視点で物事を考える教育を目指しています。

対応コース ビギナーコース
スタンダードⅠコース
スタンダードⅡコース
アドバンストⅠコース
アドバンストⅡコース
(生徒のレベルに合わせて次のコースに進級します。)
授業数 50分 月3回~
対象年齢 年長~中学生
授業料・教材費 スタンダードⅠ(小学1年生~3年生)
10,780円/月(月3回、50分、税抜価格9,800円)
ホームページ 公式サイト

QUREOプログラミング教室

QUREOプログラミング教室HP

キュレオは、新大学入試を見据えた小学生向けの本格的なプログラミング教室です。個別指導なので1人ひとり異なりますが、平均して約2~3年ほどで高校卒業程度の基礎知識が身につくというのですから驚きです。

サイバーエージェントグループが開発した教材で、ゲームづくりを通じて楽しく簡単にプログラミングの基礎を学ぶことができます。
一人ひとりに合わせた個別指導で「プログラミング能力検定」合格に向けたカリキュラムが組まれています。

対応コース  ‐
授業数 月4回
対象年齢 小学生2年生以上対象
授業料・教材費 月9,900円
ホームページ 公式サイト

プログラミングキッズ

プログラミングキッズHP

通学コースは、6年間の充実したカリキュラムでLEGO® Mindstorm® EV3 Education版を使ったロボットプログラミングから、Scratchを使ったプログラミング、さらには自ら考えた作品を創造できるようになります。
Scratch(スクラッチ)や、EV3(レゴマインドストームEV3)、JavaScript、Pythonなど多くのツール、複数のプログラミング言語を使って思考力を鍛えます。

オンラインと通学コースでは授業内容や時間が少し異なりますので詳しくは公式ホームページをチェックしてみてくださいね。

対応コース ベーシックコース
アドバンスコース
実践コース(より高度なプログラミングを学べるコースも)
授業数 ベーシックコース
1回120分
全24回 1年間(隔週土曜日または日曜日)
対象年齢 小学1年生~高校生
授業料・教材費 通学コース 1回120分 24回
入会金 11,000円(税込み)
月 謝 11,000円(税込み)+教材費1,100円(税込み)
オンラインコース 1回60分
入会金 11,000円(税込)
月謝 11,000円/月(税込)
ホームページ 公式サイト

小学生・自宅でプログラミング教育は可能?

ここまで読んで「プログラミング教室って少し高いな…」「自宅で勉強できないの?」と考える人もいるでしょう。

小学生では少し難しいですが、家庭学習の習慣がついている子であれば家庭学習でもプログラミングを学ぶことができます。
小学生の自宅学習には向き、不向きがあるのでここでは自宅学習を選ぶポイントについて紹介します。

自宅学習を選ぶポイント

自宅学習のメリットは「費用を安く勉強させたい」「子どもがプログラミングに興味を持つのか知りたい」という場合にオススメです。
もし、費用を気にしないというのであればオンラインのプログラミング教室も検討してみましょう。

オンラインのプログラミング教室であれば他の習い事で忙しい子どもにもぴったりです。
さらに、講師がいることで小学生でもモチベーションを保ちやすくなります。

ただ、「保護者がプログラミングに詳しい」もしくは「一緒に勉強できる」「自宅学習の習慣がある」このような場合は自宅学習でも十分に勉強することができるでしょう。
次に、コスパのいい小学生向け自宅学習プログラミング教材を紹介しますので、ぜひ自宅学習を積極的に取り入れましょう。

小学生向け自宅学習プログラミング教材

小学生向けのプログラミング教材を6つ紹介します。

自宅学習を成功させるためには、小学生が使っても理解しやすい教材が必要です。
教材の難易度が高いと勉強する意欲が失われる、もしくは理解できないまま進めてしまうことになるので注意が必要です。

テクノロジア魔法学校(ディズニープログラミング教材)

テクノロジア魔法学校HP

テクノロジア魔法学校はディズニーのプログラミング教材です。オンラインプログラミング学習教材+スタートキット(魔法の本)140,800円(税込)で販売されています。
基礎編、応用編あわせて合計100時間分のコンテンツが含まれています。

一括で支払うと高く感じますが、週2回勉強しても1年近くかかります。月謝にして1万円ほどですね。復習もでき、兄弟で使えると考えるとそれほど高くないでしょう。
無料体験に参加してメールアドレス登録をすると、製品版ご購入時に利用できる10%割引クーポンがもらえます。(キャンペーンは終了する場合があります)

金額 140,800円(税込)
ホームページ 公式サイト

ワンダースクール プログラミング部

ワンダースクール プログラミング部HP

ワンダースクール プログラミング部は、無料で利用できるバンダイによる、遊びと学びのココロ育むファミリーエンタメサイトです。ドラえもんを動かして、プログラミングの基礎を学ぶことができます。さらに、自分でコマンドを作って、キャラクターを動かしてみることも!作った作品は投稿することも可能です。
プログラミング的思考が身に付く動画やScratchを使ってゲームを作って見る動画もありますよ。
プログラミングだけではなく英会話やダンス、クッキングの授業もあるので親子で一緒に見てみると楽しいですよ。

金額 無料
ホームページ 公式サイト

QUREO(キュレオ)

キュレオHP

QUREOはプログラミングの基礎を全て学べる小学生向けプログラミング教材です。
ゲームづくりを通じて楽しく簡単にプログラミングの基礎を学ぶことができます。

会員登録は無料でも可能。無料の会員でも、ゲームを作成できるプログラミング環境と、1ヶ月分の学習内容に当たる、20レッスンまで体験できます。
もし、講師のサポートが欲しくなったら通学に変更することが可能です。

金額 無料会員登録が可能。
ホームページ 公式サイト

Minecraft(マインクラフト)

マインクラフトHP

ゲームとして楽しんでいる小学生も多いMinecraft(マインクラフト)ですが、視覚的にものづくりの基礎とプログラミング言語を学ぶことができます。学べる言語は「Lua(ルア)」「Python(パイソン)」「Ruby(ルビー)」です。
Minecraft(マインクラフト)をPCにインストールするだけで簡単にはじめることができるのでプログラミングに興味を持つ第一歩としてぴったりでしょう。

金額 ソフトによって異なる
ホームページ 公式サイト

「進研ゼミ 小学講座」 プログラミング教育教材

進研ゼミ 小学講座 プログラミング教育教材HP

小学生の家庭学習で人気のある「進研ゼミ 小学講座」でもプログラミングの勉強ができます。
進研ゼミでは受講者が無料で使用できる「プログラミングワールド」というアプリがあります。ゲーム感覚で楽しめるプログラミング学習で、4月と10月に内容の更新があります。

基本料金内でのプログラミングは、基本の教科をプログラミング的思考で学ぶ内容です。
2021年4月からオプション教材としてプログラミング講座も開設されました。1週間に30分程度の受講内容です。

講座 基本の料金のみのプログラミング学習(無料)
オプションのプログラミング講座(有料)
対象 小学1年生~小学5年生
金額 オプションは2,900円~
ホームページ 公式サイト

「スマイルゼミ」プログラミング教育教材

スマイルゼミ プログラミング教育教材HP

スマイルゼミのプログラミング教材は夏休みや冬休み、春休みなど長期休暇の前に特別講座として配信されます。
プログラミングを使えるようになる、理解できるようになるなどという本格的なものではありません。

しかし、小学生がプログラミングに興味を持つ、もしくはプログラミング的思考とはどのようなものか知るための入門編としては十分です。もっとプログラミングについて深く知りたいと子どもが興味を持てば、習い事も検討しましょう。

金額 オプション料金不要
ホームページ 公式サイト

プログラミングスキルを身につけて、将来の可能性を広げてあげて

難しそうに見えるプログラミングですが、頭の柔らかい子供は、楽しみながら知識や技術を身につけていけます。
また、プログラミングを習わせてから、「身の回りのものがどのようにできているか興味を持つようになった」、「順序立てて話をするようになった」という声も聞きます。

メリットの多いプログラミングをお子さんに習わせてみてはいかがでしょうか。

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あなたはこれまで何を学んできましたか?

学ぶというと学校での勉強が連想されますが、習い事や書籍で知識を得る事も立派な学びです。
人は学ぶ事で視野が広がり、人生の可能性が広がります。
ただ、何かを学びたい時、こういった思いを抱いた事はないでしょうか。

「もうすぐ受験だけど、効果的な勉強方法はないかな?」
「子どもに習い事をさせてみたいけれど、どんな習い事がいいかな?」

勉強はしたいけど、どうやって学んでよいかわからない。
お子さまに習い事させている方に聞いてみたいけど、身近に聞ける人がいない。
運良く周りに聞ける人がいればよいのですが、そうも言えないのが現実ではないでしょうか。

学ぶためには本人の努力が必要なものの、その原動力はやはり本人の意欲。
相談できる人がいないだけで、せっかく芽がでた学びの意欲を無くしてほしくないというのが、私たちの根底にある思いです。

そこで学びの芽を育むための情報を提供したいと考えた結果、私たちは当メディア「STUDYCLIP」を誕生させました。

「STUDYCLIP」は世の中に埋もれた学びにまつわる情報を切り抜いて提供しようという意味です。
当メディアがあなたの学びを通して、豊かな人生を送る一助になれば幸いです。