【体験談】習わせてよかった!女の子に人気の「バレエ」で身についた5つの事
バレエは女の子に人気のある習い事です。
子供にバレエを習わせると、どのような効果を期待できると思いますか?
人によっては、バレエを習うことによって、スタイルが良くなる、柔軟性が高まる、というメリットを思い浮かべるかも知れません。
しかしながら、バレエを習って身につくのはそれだけではありません。
バレエを習うことは、見た目でわかるメリットに加え、内面の成長に役立つという側面も持っているのです。
今回は、実際に自分の娘にバレエを習わせていた私が、娘に効果があったと感じたことを5つご紹介します。
姿勢が良くなり、柔軟性が高まる
1つ目の効果としては、姿勢がよくなり、身体の柔軟性が増したことがあげられます。
バレエでは、立ち方一つにも細かな決まりがあるのをご存知ですか?
生徒達は、頭を天井から糸で引っ張られるイメージで立つように指導をされます。
その結果、首筋から背中にかけて美しいラインが身についていくのです。
さらに、開脚などのバレエの動作は、身体の柔軟性を高めるのに役立ちます。
礼儀正しく振舞えるようになる
2つ目には、礼儀正しい振舞いを身につけられることです。
バレエ以外のスポーツなどの習い事をしていると、子供達が礼儀正しくするように指導されることが多々あります。
特に野球などのスポーツでは、挨拶などの指導を厳しくされますよね。
礼儀正しさを身につけることができる習い事としては、バレエも例外ではありません。
しかしながらバレエでは、子供達は、礼儀正しさを強要されてはいません。
生徒自ら礼儀正しさを身につけていくのです。
バレエでは、指導する際に先生が実演する機会が多くあります。
生徒達は、なかなかできない振り付けを簡単にやってのける先生の様子を見て、素晴らしいと感じるわけです。
「さすが先生は素晴らしい」と先生を尊敬する気持ちが、子供達に自然と礼儀正しく振舞うようにさせると言えるでしょう。
度胸がつく
3つ目の効果は、度胸をつけられることです。
大抵のバレエ教室では、年に1回程度発表会が開かれます。
スポットライトを浴びて大勢の前で踊ることは、子供にとって相当なプレッシャーがかかることであることは間違いありません。
大舞台を経験した子供達は、メンタルの強さを手に入れられるのです。
さらに、発表会のような大勢の人が見ている機会だけではなく、生徒達は、普段のレッスンでも度胸を身につける訓練をしています。
身体のラインがはっきりと出るレオタードを着て、他の生徒達の前で振りをチェックされることは緊張するものです。
人から見られるという経験が、知らず知らずのうちに人前に出る練習になっていると言えます。
娘はバレエを習う前は、学校で発表しなければならない時にも不安を口にすることが多くありました。
しかしバレエを習った今では、娘は練習をすることが自分の自信を高め、本番でも緊張しすぎず自分の演技ができるようになりました。
学校での発表をしなければならない時は、自信がつくまで練習をしています。
プレッシャーに立ち向かうためには事前準備が大切であることを娘はバレエを通じて学び取ったのだと思います。
観察力や集中力がつく
4つ目の効果は、観察力や集中力がつくことです。
バレエのレッスンでは、先生は生徒に手取り足取り指導しません。
先生がお手本を示すので、生徒達はしっかり見て自分で学び取るように言われます。
バレエには手や足の位置が決まったポジションがあるのですが、先生は各番数のポジションの仕方を丁寧に説明してくれることはありません。
先生が見本を示す時に、さり気なく「1番になって」とポジションについての単語を使う程度です。
子供達は、大切なポイントは何かを想像しながら先生の話に真剣に耳を傾けなければなりません。
お陰で娘は、バレエ以外で集中して話を聞かなければならない場面でも、上手に集中するスイッチを入れられるようになりました。
自分の身体と向き合う習慣が、他のスポーツでも活かせる
5つ目の効果は、バレエの自分の身体と向き合う習慣が他のスポーツでも活かせることです。
バレエでは、全てのポーズやポジションには意味があり、表現する時にも身体の細部まで意識して動作を行わなければなりません。
微妙な動きで表現をするために細部まで意識して動作をするので、他のスポーツをする時にも応用がきくのです。
娘は、「この動きをするためには、この部分に力を入れると都合がよいのではないか。」と考えながら、身体に意識を集中して運動しています。
他のスポーツを習った時に、「コツをつかむのが早い」とコーチに褒められたのも、バレエの経験のお陰かも知れません。
まとめ
子供がバレエのレッスンで身につけられることは沢山あります。
もしお子さんがバレエを習いたいと言っている場合は、習わせてはいかがでしょうか。
とは言え、バレエはお金がかかると心配な方もいらっしゃるかも知れません。
確かに本格的なバレエ教室は金銭的に負担が大きくなりがちです。
もし金銭面で不安なら、スポーツジムやカルチャースクールで開催されているバレエ教室がおすすめです。
スポーツジムやカルチャースクールのバレエ教室は、本格的なバレエ教室に比べて、月謝や発表会の費用が比較的安価です。
まずは始めてみて、本人が本格的に習いたいと言った場合は、バレエ教室に改めて入り直すという方法もあるので検討してみてはいかがでしょうか。