子供・小学生が無料でプログラミングを学べるサイトや教材をご紹介
2020年、小学校でプログラミングが必修化されたものの「プログラミングなんて分からない…どのように勉強させればいいの?」「自宅でできるプログラミング学習はないの?」と困惑する親御さんたちも多いのではないでしょうか。
いきなりプログラミング教室に通い始めても続くのか不安という場合、無料体験や無料のプログラミングサイト、教材などで子どもが興味を持つかどうか反応を見るのも1つの手です。
この記事では、無料体験のある小学生向けのプログラミング教室や、無料でプログラミングが学べるサイト・アプリ、プログラミングの無料教材を紹介します。
なぜ小学校でプログラミングが必修化されるのか?についてはこちらの記事で詳しく説明します。
なぜ小学校でプログラミングが必修化されるのか?についてはコチラの記事で詳しく説明します。
無料体験があるプログラミング教室
ほかの習い事と比べてもプログラミング教室は月謝が高額なところが多く、本当に続けていけるのか不安だと思う親御さんも多いのではないでしょうか。
ここでは、小学生に人気のあり、かつ無料体験のあるプログラミング教室を3つ紹介します。
プログラミング教室選びのチェックすべきポイントはコチラの記事をご覧ください。
LITALICOワンダー
年長さんから小学生、高校生まで対象にしている本格的なプログラミング教室「リタリコワンダー」
複数のコースがあり、いつでもコース変更が可能です。ゲーム制作からロボット制作まで、子どもたちの興味や個々のレベルにあわせた授業をしてくれます。
体験授業参加者の90%が満足しているプログラミングのオンライン無料体験コースは24時間いつでも簡単予約が可能です
TechAcademyジュニア(テックアカデミー)
子どもたちに人気のマインクラフトを使って、プログラミングの基本を学べるコース(プログラミング入門コース with マインクラフト)もあるTechAcademyジュニア。
自宅からオンラインで体験が可能な3つの無料コースが用意されています。
- 1回60分ビデオチャットによるマンツーマンのレッスン形式
- 先生とのオンライン授業を体験できるアクティブラーニング体験
- 無料カウンセリング
TechAcademyジュニアのオンライン教室を980円で1ヶ月間お試し体験などのキャンペーンもあるので、プログラミングのオンライン講座に興味のある人はぜひチェックしてみてくださいね。
ヒューマンアカデミーこどもプログラミング教室
「オンラインでの授業は不安」という人におすすめなのが、ヒューマンアカデミーこどもプログラミング教室です。
2021年現在、国内シェアNo.1のロボット教室のノウハウを、こどもプログラミング教室においても活かしています。(公式HPより)
スモールステップで、パソコン初心者のお子さまでも着実にスキルアップできるプログラミング教室を目指しています。
最初でつまずいたり、プログラミングを嫌いになったりしないように、達成感を得る喜びを連続させることを計算した教材を開発しているそうです。
無料体験会は行っていますが各教室によって、日程や内容が異なりますのでお近くの教室にお問い合わせください。
無料体験を行っている教室検索はコチラから
ArTeCエジソンアカデミー(アーテック)
アーテックエジソンアカデミーでは、ロボットの組み立てとプログラミングの両方を学べます。
本格的なプログラミングに挑戦できる子ども向けプログラミングソフトを使って、最初の授業からプログラミングについて学び専門知識が基礎から身に付きます。
アーテックエジソンアカデミーは
- 理解力
- 論理的思考力
- 創造力
- プレゼンテーション力
この4つの力を身につけることに重点を置いていて、子どもたちの興味をかきたてるカリキュラム構成になっています。
教室ごとに無料体験を実施していますので、ホームページより最寄りの教室を探し、申し込みをしてください。
プログラミングが学べるサイト・アプリ
「プログラミング教室に通ってほしいけど、そもそも子どもが興味を持ってくれるかわからない」という場合もありますよね?
そういう場合におすすめしたいのが、プログラミングを無料で学べるサイト・アプリを使って興味が持てるか確認することです。
プログラミングとはどのようなものなのか分からない、パソコンを使い始めたばかりの小学生におすすめの難易度の低いところから、中級レベル勉強までできるサイトです。
Code Studio(コードスタジオ)
コードスタジオは対象年齢4歳から使える、アメリカ発の教育用のプログラミングサイトです。
画像をタップする、マウスの操作の仕方など、パソコンを使ったことがないような子どもからプログラミングを勉強中の小・中学生でもプログラミングを勉強できるサイトです。
マインクラフトやスターウォーズ、アナと雪の女王など勉強のモチベーションが上がるような人気作品とコラボしたツールがあります。
ゲームをクリアしながらスモールステップで学習が進んでいくので、自然とプログラミングへの理解が深まります。
プログラミングゼミ
2014年から公立小学校1〜3年生向けに行ったプログラミング授業を通して、子どもの使用感を聞き、学校の先生の意見を反映して作られた「プログラミングゼミ」
学校の授業でも使われているサイト・アプリです。
自分が描いた絵でアニメーションを作ったり、宝あつめをしたりするゲームを使って楽しくプログラミングを学べます。
Progate -楽しく学べるプログラミング学習アプリ
可愛いキャラクターと対話しながら、スマホゲーム感覚で楽しくプログラミングを始められるアプリです。
基本的に無料ですが、レベルが上がり発展問題にも取り組みたいというときには、App内課金があります。
有料になりますが、ヒントをもらいながら自分の力でプログラミングできるコースもあります。「Java」「HTML」「Python」といった幅広いプログラミング言語も学べますよ。
レゴブースト クリエイティブ・ボックス
人気のレゴにもプログラミングを勉強できる商品があります。レゴさえ購入すれば、無料の専用アプリを使って組み立てたレゴを、プログラミングで思い通りに動かすことができるのです。
レゴブーストクリエイティブ・ボックスは、ロボットのバーニーや子猫のフランキーなど5つのモデルに組み立てることができます。組み立てたものを使って、簡単なコードでプログラミングを組みタブレットを使い動かします。
プログラミングを組むことで気分に合わせて顔の表情を変えたり、いろんな方向に動いたりします。さらに障害物や色を認識し、距離も感知できるというから驚きです。
専用のアプリには5つのモデルのレゴ組み立て説明書と、楽しくプログラミングできる機能が入っていて、プログラミング初心者でも簡単にプログラミングを組ことができます。
レゴブーストはこれ以外にもスターウォーズモデルなど数種類あります。
無料で使えるプログラミング教材
ここでは、小学校や中学校、高校などでも使われているプログラミング教材を紹介します。
授業案や指導要領の記載もあるので、親が子どもにプログラミングを教えてあげたい、もしくは親子で一緒に勉強したいというときにぴったりの教材でしょう。
プログル
プログルは全国80万人以上の児童が利用する、子どもが自分たちの力で取り組むことができるドリル型の学習教材です。
理科や算数、社会など各教科の内容を使ってプログラミング的思考を学びます。
例えば、プログラミングでキャラクターを動かして図形を描きながら、多角形の性質などの考え方が学べる教材です。
小学校の教材向けに作られているので学校で使ったことがあるという子もいるかもしれませんね。
Microsoft MakeCode(マイクロソフト メイクコード)
Microsoft MakeCode(マイクロソフト メイクコード) はマイクロソフト社が開発したプログラミング学習プラットフォームです。
イギリスやアメリカではメイクコードを使って、プログラミングの授業をする中学校・高校もあります。
マインクラフトやレゴなど、プログラミング対象によりバージョンが複数用意されているので自分にぴったりのレベルを探すことが可能です。
プログラミング初心者さんはブロックを使ったビジュアルコーディングから始めていましょう。
おすすめのプログラミング書籍
「子ども用のパソコンを買うまでの間にも何できることはないかな?」「パソコンを操作させるのはまだ少し不安」という人におすすめなのはプログラミング書籍です。
本でプログラミングを勉強することなんてできるの?と思うかもしれませんが、プログラミングは論理的な考え方を学ぶことでもあるのでプログラミング的思考を養うためには書籍がぴったりです。
ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング
ルビィの冒険を通して子どもたちがプログラミングが学べる本です。
プログラミングの本といってもコードやスクラッチなどは一切出てきません。
前半部分は「好奇心いっぱいの女の子、ルビィが宝石集めの冒険をする絵本パート」、後半部分では「プログラミングに必要な考え方を学べる練習問題パート」があります。
4歳から11歳の子ども向け、親子で読みながら楽しめるプログラマー的思考法を育む知育絵本です。
作って学ぶScratchドリル
小学校低学年から使える、ドリル形式のScratchの入門書です。文章は最小限に、図や手順を多用しているので直感的に学習を進められます。
キーボードのアルファベット入力から、Scratchを使う準備、親向けの学習をサポートするための方法までしっかり子どもたちの学びをサポートしてくれる1冊です。
10才からはじめるプログラミング図鑑:たのしくまなぶスクラッチ&Python超入門
作って学ぶScratchドリルに比べると少し学年が上の子向けのプログラミング図鑑です。
この本1冊で、Scratch(スクラッチ)とPython(パイソン)という2つのプログラミング言語の使い方がわかります。
Scratchで簡単なゲームを作れるところまで文章ではなく絵やパソコンの画面でわかりやすく解説しています。
まとめ
小学校、中学校で必修化されたプログラミング。2024年度の大学入学共通テストでは「情報」という科目の導入が決まりました。
自分はプログラミングにくわしくないからどうやって教えてあげたらいいのかわからないという親御さんも多いのではないでしょうか。
今後のことを考えると、小学生のうちからゲーム感覚でプログラミングの勉強をさせておきたいですよね。
この記事で紹介したプログラミング教室の無料体験や、プログラミングサイトやアプリ、書籍などを使って子どもたちと一緒に勉強するのもいいですね。