学習

【体験談】東大生の7割が遊んだことがある!注目の習い事「レゴスクール」とは?

レゴスクール

小1と年少の男の子を育てています、ジョン0725です。

みなさんは、レゴブロックをご存知ですか?
レゴと言えば、子どもたちだけでなく、親世代にとっても定番のオモチャですよね。
ところが、レゴを教材にした習い事があることは、あまり知られていません。

私も初めてレゴスクールの存在を知った時は、とても驚きました。
息子がレゴスクールに通っている、という話を知人にすると、「レゴを学べるスクールがあるのですか?!」とびっくりされます。

確かに私たちにとっては、「レゴ=遊び」であって、「レゴ=学び」とは連想しにくいです。

ところが、東大生の7割が、レゴで遊んだ経験があるという調査結果が出ています。
レゴには、子どもの能力を引き出す力があるのかも知れません。

今回は、実際に息子を4年間教室に通わせた体験談を交えて、レゴ教室についてご紹介します。

レゴスクールとは

レゴスクールは、生徒がレゴで作品を作り上げながら、様々なことを学べる教室です。

レッスンは、指定教材(レゴ)とテキストを使って進められます。
生徒は、テキストに沿って与えられたテーマをレゴで表現します。

「ヘビ」や「ヘリコプター」などの具体的な課題を与えられ、生徒は、自分自身で考えて作品を作るのです。

レゴスクールでは、3歳児以降から1歳きざみでカリキュラムが組まれています。
基本的には、年少から通うことができますが、スクールによっては2歳児が受けられるオリジナルレッスンもあります。
週に1回、50分のレッスンですので、3歳児でも無理なく通うことが可能です。

我が家では、息子が3歳の時にいくつかの習い事をさせましたが、レゴをしている時が一番楽しそうにしていたので、入会を決めました。

レゴスクールの特徴は?

レゴスクールにはどのような特徴があるのでしょうか。
代表的な特徴を2つご紹介します。

答えは1つではない!

レゴスクールでは、テキストに沿ってレッスンが進められます。
しかし、学校での勉強のように、1つの問題に1つの答えを目指して学習するスタイルではありません。

生徒たちは、○○を作るという共通のテーマは与えられますが、全く同じものを作るのが目的ではありません。
そのため、同じテーマでも出来上がった作品は、生徒によって全然違います。

レゴスクール

先生は、生徒達にとことん考えさせ、決して答えを教えてはくれないのです。
「先生が生徒に、一方的に1つの答の解き方を教える」という従来の学習スタイルとは全く違うのが、レゴスクールの特徴です。

いくらでも作り直せるので試行錯誤ができる!

レゴブロックのメリットは試行錯誤できる点です。
うまくいかなくても何度でも作り直せますので、より良い作品へと作り替えることができます。
何度もチャレンジするうちに、どんどん上手くなっていくのです。
生徒たちが試行錯誤をしながら課題に取り組めることが、他の教室にはないユニークな点だと思います。

レゴスクールで身につく力

レゴスクールに通うことによって、子供たちはどのような力を身につけられるのでしょうか。
レゴスクールでは、次の「4つの力」が身につきます。

育む力 1. 意欲的な探究心
育む力 2. 創造的な思考力
育む力 3. やり遂げる集中力
育む力 4. コミュニケーション力

では、(1)~(4)についてそれぞれ体験談も交えながら詳しく説明しましょう。

意欲的な探究心

レッスンで、「乗り物を作る」という課題が与えられた時に、息子はより良い作品を作るためにはどうしたらいいかを深く考えていました。
自力ではアイディアが出てこないので、友達に、「これどうやって作ったの 」と聞いて、少しでも自分の理想に近い物をつくろうと積極的に取り組んでいたようです。
このように「なぜ?どうやって?」と突き詰めて考えることが、深い学びへとつながっていきます。

創造的な思考力

レゴでの作品作りには、ただ1つの正解というものは存在しません。
制約が少ないからこそ、生徒は、自分なりに工夫する必要があります。

息子は、どんなものでも左右対称に作ることを目指していました。
自分なりにこだわりたい部分を追求することで、より深く考える習慣を身につけていきました。
創造的に考えられるようになったのも、レゴスクールのお陰だと思います。

やり遂げる集中力

息子は、レゴスクールにだけは、熱心に通っています。
3歳の頃にはいろいろな習い事をさせました。
英語、ピアノ、空手…どれもすぐに飽きてしまったのです。
私は、「うちの子は何をやってもすぐに飽きてしまう…。忍耐力がないからなのかしら。」と心配していました。
しかし、レゴスクールだけはいつも集中して取り組んでいたのです。

時には、最後まで作品を完成させられなくて泣いたこともあります。
レゴスクールでの体験を通じて、課題を途中で投げ出さずに、集中して最後までやり遂げる力が身につきました。

コミュニケーション力

レゴスクールは少人数制で、仲間と話し合いながら作品を完成させていきます。
時には、みんなでひとつの課題について話し合いをして、その内容を発表することもあります。
親たちも発表を見ることができますので、子どもたちは、自然とプレゼンテーション力を身につけることができるのです。

息子はいつも真っ先に手を挙げて積極的に発表しています。
人前で話す経験や、友達と一緒に一つの課題に取り組むという経験は、学校生活でも役立っているようです。

レゴスクールのおすすめポイントと、入会前に知っておいた方が良い事とは?

私がレゴスクールに息子を通わせて、間もなく4年が経ちます。
その経験を踏まえて、レゴスクールのおすすめポイントと、入会前に知っておいた方が良い事についてご紹介します。

おすすめポイント(1)  遊びながら無理なく学べるカリキュラム

スクールでは学年が上がると、教材の内容が難しくなっていきます。
小1向けのクラスで、生徒は、「てこ」の仕組みや摩擦について学びます。
すごいと思いませんか?
レゴスクールでは、ブロック遊びをしながら、物理を小学校低学年でも無理なく学べるようにプログラムが作られているのです。

さらに学年が上がると、レゴを使ってプログラミングを習うことができます。
プログラミングは 2020年に小学校で必修になるので、習い事としても注目を集めています。
プログラミングと聞くと難しいイメージがありますが、レゴを教材にしたプログラムなら、子どもも楽しく取り組めるのではないでしょうか。

おすすめポイント(2) レッスンの振替にも柔軟に対応してもらえる

2つ目のおすすめポイントは、レッスンの振替にも対応してもらえる点です。
子どもに習い事をさせていると、体調不良や、突発的な用事などで、どうしてもレッスンに参加させられないことがありますよね。
レッスンの振替にも対応してくれるので、とても助かります。

レゴ教室では、1週間、同じ内容のレッスンが行われます。
たとえ、用事があって、予定した曜日に出られなかったとしても、同じ内容のレッスンであれば別の曜日に振替をしてもらえます。

ただし、そのクラスが満席の場合は振替をしてもらえません。
振替を希望している場合は、早めに変更を申し出ることをおすすめします。

入会前にしっておいた方が良い事・・・ブロックが毎年増える

レゴスクールでは毎年、カリキュラムが変わる度にブロックとテキストを買わなければなりません。
そのため、レゴブロックが家にどんどん増えていくのは、覚悟しておいた方がいいでしょう。
我が家でも気がつけばレゴブロックが、家中にあふれています。

レゴスクール

幸いなことに、次男もレゴが好きなので、長男のお下がりのレゴで楽しく遊んでいます。
ちなみに、兄弟がレゴスクールに通っていて、教材が家庭にある場合は、新たにレゴブロックを買う必要はありません。
レゴブロックはお値段も張るので、兄弟で教材を共有できるのは有難いですよね。

教室選びの注意点

教室を選ぶ際の注意点について、説明します。
レゴスクールは、教室によって開講している曜日や講座が違います。
我が家では、私の休みの都合上、家から遠くにある教室を選ばなければなりませんでした。
しかし、途中で、家の近くでも希望する曜日に開講する教室ができたので、そちらに移ることができました。

開講日や開講時間は、しっかりと調べて教室を選ぶことをおすすめします。

さらに、レゴスクールはレゴエデュケーションではない会社が運営している場合があります。
運営会社が違うと、教室を変えてもらう場合も手続きに時間がかかるようです。
私のように教室の移動を考えている方は、運営会社のチェックもした方が良いかも知れませんね。

まずは体験してみましょう

息子は、すっかりレゴ教室の魅力に取りつかれています。
他の教室では長続きしなかったけれど、レゴ教室に通い始めてからは、一度も辞めたいと言ったことがありません。
レゴが好きなお子さんには、本当におすすめの習い事ですよ。

「興味はあるけれど、すぐに入会するのはちょっと…。」と入会をためらっている方には、有料の体験教室を試すという手もあります。
体験をすることで、教室の雰囲気もわかりますし、わからない点を直接スタッフへ確認することもできます。

迷っている方は、ぜひレゴスクールを体験してみてくださいね!

関連記事

あなたはこれまで何を学んできましたか?

学ぶというと学校での勉強が連想されますが、習い事や書籍で知識を得る事も立派な学びです。
人は学ぶ事で視野が広がり、人生の可能性が広がります。
ただ、何かを学びたい時、こういった思いを抱いた事はないでしょうか。

「もうすぐ受験だけど、効果的な勉強方法はないかな?」
「子どもに習い事をさせてみたいけれど、どんな習い事がいいかな?」

勉強はしたいけど、どうやって学んでよいかわからない。
お子さまに習い事させている方に聞いてみたいけど、身近に聞ける人がいない。
運良く周りに聞ける人がいればよいのですが、そうも言えないのが現実ではないでしょうか。

学ぶためには本人の努力が必要なものの、その原動力はやはり本人の意欲。
相談できる人がいないだけで、せっかく芽がでた学びの意欲を無くしてほしくないというのが、私たちの根底にある思いです。

そこで学びの芽を育むための情報を提供したいと考えた結果、私たちは当メディア「STUDYCLIP」を誕生させました。

「STUDYCLIP」は世の中に埋もれた学びにまつわる情報を切り抜いて提供しようという意味です。
当メディアがあなたの学びを通して、豊かな人生を送る一助になれば幸いです。