【体験談】小学校の低学年でも始められる!中学受験にオススメの通信教育とは?
こんにちは!
ちょっとおっちょこちょいな小1の息子の中学受験を考え、日々奮闘しているアラフォーママです。
「自分の子どもを格差社会に負けない賢い子に育てたい!」
そんな思いから中学受験を検討している親御さんも多いのではないでしょうか?
中学受験に対応できる学力を身につけるためには、毎日の家庭学習が重要です。
できれば子どもが、勉強を苦痛と感じず、楽しんで取り組めることができれば最高ですね。
家庭での学習を習慣づけるようサポートしてくれる最適な方法が、通信教育です。
通信教育には色々な種類があり、何がよいのか迷ってしまうもの。
そこで、さまざまな通信教育を比較検討した経験のある私が、中学受験におすすめのものをご紹介します。
通信教育のメリット
中学受験対策としては「塾に入れるのが一番」と考えている親御さんも多いのではないでしょうか。
でも、ちょっと待ってください!
通信教育は、塾にはない魅力があるのです。
さっそく、通信教育のメリット5つをご紹介しますね。
- 子どものレベルや目的にあった教材を選べる
- 毎日継続して勉強する習慣がつく
- 教科書の内容より難しい課題にも取り組める
- 自分のペースで学習をすすめられる
- 塾よりコストが安い
子どものレベルや目的にあった教材を選べる
1つめのメリットは、子どもの求める目標に合わせてコースを選べることです。
通信教育は、基礎学力を定着させるのが目的なのか、中学受験対策をしたいのかによって教材の難易度を調整することができます。
さらに、通信教育はその時期に必要な内容を効率よく学べる点も見逃せません。
正直なところ、通信教育よりも書店で市販のドリルを買う方が安上がりなのですが…、ドリルって1年間の内容が1冊にまとまってしまっているのですよね。
取り組ませたい課題が色々なページに散らばっていたりして、問題を解くうえで効率が悪いと感じることもあります。
その点、通信教育は毎月その時期に学習すべき内容を、的確に届けてくれるので勉強の効率はとてもよいです。
毎日継続して勉強する習慣がつく
2つめは、毎月定期的に教材が届くので、継続して学習する習慣が身につくことです。
息子は帰宅したら、宿題をして通信教育に取り組むという一連の流れが習慣化しています。
楽しんで取り組んでいるので、親が「勉強しなさい」と言わなくても、自分から机に向かうようになりました。
教科書の内容より難しい課題にも取り組める
3つめの通信教育のメリットは、教科書の基礎的な内容を発展させた問題も組み込まれているので、応用力がつく点です。
最難関中学への合格率の高さで有名な四谷大塚が無料で年に2回行っている全国統一小学生テストを受けさせたことがありますか?
全国統一小学生テストは、中学受験を考えている人の多くが受ける有名なテストです。
こちらのテストは、応用力が試される全国レベルの内容ですから、学校の勉強のみしていたのでは全く手に負えません。
子どもが初めてテストを受けた時は、「学校でいつも100点だから!」と特に対策もせずにのぞみましたが、
全然答えられずに、さんざんな結果に終わりました。
ところが、通信教育に取り組み始めてから受けた11月開催の2回目のテストでは、飛躍的に得点が伸びました。
中学受験を考えているなら、学校の勉強にくわえて、応用力をつける学習は絶対必要です。
自分のペースで学習できる
4つめは、自分のペースで学習がすすめられる点です。
集中力や学習の進み具合は子どもによって差があるものです。
自分のペースで学びを深められる点は学習塾にはないメリットといえます。
体調がすぐれない日や、学校行事が忙しい日はちょっと少なめの課題をこなそう…というように勉強量を調整しやすいからお子さんの負担が少なくてすみますね。
塾よりコストが安い
5つめは、通信教育は、塾より安価で家計に優しいところです。
受験を考えている子どもの多くは、4年生くらいになると週に3~4回学習塾に通いはじめます。
さらに、夏休みや冬休みなどの長期休暇では、2週間ほど毎日のように講習があります。
塾へ通う回数が多くなるとそれだけ費用も高額になりますよね。
月に4万円ほどかかる塾も多くあり、親の経済的負担はかなりのものです。
低学年のうちから塾へ通うことも可能ですが、月1万円程度は支払わなければなりません。
これから先、驚くほど多くの教育費がかかることを考えると、小さいうちはなるべくコストを抑えたいですね。
失敗しない通信教育選びのポイント
通信教育のメリットはおわかりいただけましたか?
では次に、通信教育を選ぶときのポイントをお伝えしていきます。
通信教育選びのポイントは次の4つです。
- 資料請求は必ずする
- 子供のタイプを見極める
- 添削の有無やサポート体制の確認をする
- 料金は妥当かどうかを検討する
順を追って詳しくご説明しますね。
資料請求は必ずする
「なんとなく有名だから」とか「他の人もやっているから」という理由で通信教育の会社を選ぶことはやめましょう。
手間に感じられるかもしれませんが、一度資料請求をすることをおすすめします。
ほとんどの通信教育会社では、資料請求をすることでお試し教材がもらえます。
中身を見ると、その教材の特色や難易度がわかるものです。
子どもの目的にあった教材なのかをチェックしてから契約するようにしましょう。
子供のタイプを見極める
親が「これ!」と思って購入しても、子どもとの相性が悪いと、子どもが教材を全くやらないこともあります。
息子の場合は、幼稚園の頃からイラストなどがあまりないドリルをやらせていたので、キャラクターや付録つきのものにはさほど魅力を感じないようでした。
「努力賞目当てに教材を頑張っていたら、いつの間にか勉強習慣がついた!」というママ友もいますので、お子さんのタイプにあったものを見つけましょう。
添削の有無やサポート体制の確認
対面で指導を受ける塾と異なり、通信教育は家庭で学習するものです。
わからないところをその場で質問することができませんから、どのようなサポート体制があるのかを事前にチェックしておきましょう。
添削指導が受けられる教材は、料金が高めのものが多いです。
我が家の子どもたちは、先生からコメントや励ましの言葉をもらうことでやる気がでているようです。
毎月楽しみに課題を提出していますよ。
料金は妥当かどうかを検討する
通信教育の月額料金は、会社によってかなりバラツキがあります。
教材のレベルと値段を比較し金額的に納得できるものかを確認しましょう。
塾の学習時間や内容と比較して料金が安いかどうかもチェックしてみるといいですよ。
一度始めると長い期間続けるものなので、料金面のチェックは必須です。
【目的別】低学年におすすめ通信教育
私が実際に通信教育各社に資料請求をして試してみた結果、おすすめの教材を目的別にまとめてみました。
ぜひ参考にしてください。
- 中学受験対策をしたい・・・Z会
- 教科書の内容の理解を深めたい・・・小学ポピー・進研ゼミ
- まだ勉強が苦手・・・進研ゼミ(付録やイラストが多いため)
- コストを抑えたい・・・がんばる舎・スタディサプリ・いちぶんのいち
- タブレットで学習したい・・・スマイルゼミ・進研ゼミ・スタディサプリ・Z会(3年生~)
- 添削をしてもらいたい・・・Z会、進研ゼミ・ドラゼミ
- 作文力を強化したい・・・ドラゼミ
気になるものがあれば、まずは資料請求してみてくださいね。
中学受験対策ならZ会
数ある通信教育の中から、私が選んだのは、Z会です。
理由は、中学受験コースがあり、都心部の有名私立中学受験レベルまで対応しているからです。
資料請求をした後で送られてきた、お試し問題の質が他の教材と全然ちがいました。
東大合格者の2人に1人がZ会会員と言われているんですよ。
中学受験コース以外にも、学校で学ぶ内容をしっかり行いたい子向けのコースもあります。
3年生以降になると、科目数を選ぶことができます。
私がZ会を選んだ5つのポイント
では、私が子どものためにZ会を選んだ理由は何だと思いますか?
理由は次の5つです。
- 低学年はハイレベルと通常の2タイプから選べる
- 紙面がシンプルで付録なし(勉強重視)
- 経験学習課題あり
- 小学3年生以降は中学受験コースもある
- 学校の内容をしっかり復習でき、応用問題も充実している
Z会の通信教育を子どもに受けさせてみて感じたメリットやデメリットをご紹介します。
Z会を実際に継続して感じたメリット・デメリットとは?
【メリット1】低学年のうちはそんなに難しくない
Z会といえばネット上で難しいという評判があるのをご存知ですか?
確かに他の教材と比較して少し難しい問題は多いと思います。
しかし、ハイレベルコースを選択しても低学年のうちはさほど難しくありません。
学年が上がるごとに、じわじわ難易度がアップしていき、気が付いたらハイレベルがこなせる実力がついています。
【メリット2】問題の質がよい
中学受験には必ず身につけておくべき考えて問題を解く力がつきます。
問題の質が高いと評判のZ会ですが、ちょっと考えないと解けないような良問があちこちに登場します。
公式ホームページ上には「レベル選択に迷ったら標準レベル」と書かれていますが、絶対ハイレベルがおすすめです。
勉強についていけないから慌てて通信教育をするのではなく、簡単で楽しいと思っている低学年のうちから継続することが大切です。
続けているうちに、自然と難しい問題も解けるようになるんだなぁと感じます。
【メリット3】経験学習で実際に色々経験できる
経験学習は、理科系・社会系の指定された課題を体験し、感じた内容を作文して提出するものです。
課題としては、「シチューを作ろう」「お月見をしよう」「図書館に行こう」など家庭で無理なくできることばかりです。
息子は毎月課題を提出し続けることで、表現力が豊かになり、学校の作文もスラスラと書けるようになってきましたよ。
【デメリット1】国語は教科書準拠ではない
あえてデメリットをあげるとすると、Z会の通信教育は、学校教科書の内容に即したテキストではない点です。
「学校で習うものと全く同じ内容の復習を徹底したい」と考える方には向かないと感じます。
ただし、教科書以外の年齢に応じた文章に触れるよい機会になりますし、作文などの表現力を伸ばす課題も多くあります。
【デメリット2】努力賞も勉強系・・・子どもには刺激が少なめかも
Z会の通信教育では、添削課題を提出し、ポイントを集めることで努力賞がもらえます。
しかし、努力賞は勉強系のお堅いものばかりで、努力賞目当てに子どもに頑張らせることはちょっと難しいかも知れません。
というのも、内容がかなり実用的だからです。
顕微鏡や、文房具・電卓などの他、Z会が出版している市販の「ハイレベル問題集」もあります。
まとめ
子どもが中学受験に対応できる実力をつけるためには、勉強を継続することが大切です。
通信教育は、毎日自宅で子どものペースで勉強することができ、学習を習慣化させるためにぴったりの方法といえるでしょう。
通信教育にはたくさんの教材がありますが、我が家の子ども達はZ会を選び、家庭学習の習慣が自然と身につきました。
ぜひお子さんに合った教材を見つけ、楽しんで勉強ができる環境をつくってあげてくださいね。