芸術

【体験談】個性を伸ばしてあげよう!絵画教室の見つけ方と5つのメリット

絵画教室

こんにちは!
反抗期ど真ん中の子どもと日々格闘しているワーキングマザーのわ~ままです。

子どもが描いた絵を見て、「うちの子の描く絵って、個性的!もしかして絵の才能があるのかも?」と思ったことはありませんか。
せっかくの才能の芽を摘まないように、子どもを絵画教室へ通わせようかと迷う方もいるのではないでしょうか。
とは言え、絵画教室では具体的にどのようなことをするのか、本当に役立つのか疑問に思う方も多いはずです。

そこで私が実際に息子を絵画教室へ通わせた経験から、絵画教室の実態や、子どもへどのようなメリットがあるのかをお伝えします。
ぜひ最後まで読んで、習い事選びの参考にしてみて下さい!

絵画教室ってどんなことするの?

絵画教室ではどのようなことをするのでしょうか。
具体的な内容をご紹介します。

絵を描く

絵画教室の主な活動は、絵を描くことです。

絵画教室

年齢や、持っているスキルに見合った画材を使わせてもらえるので、子どもはストレスなく楽しんでいました。
幼稚園や学校では接する機会がない、専門性の高い画材を使えることも、絵画教室ならではの体験と言えるでしょう。

造形物を作る

絵画教室によって内容はさまざまですが、子どもを対象にした教室の多くは、絵を描くことだけではなく粘土や紙で立体的な作品も作ります。

絵画教室

小さい子どもを対象とした教室の中には、親子で参加できる教室もあります。
子どもがひらめきを得て、創作した瞬間を近くで見られた時は、感動ものですよ。

グループ制作

子どもたちだけで創作活動ができるようになると、何人かのグループでひとつの作品を作ることもあります。
息子は、ひとりでは完成させるのが難しい大きな作品を仲間と一緒に作ることで、チームワークを学ぶことができ、とても良い経験になったようです。
グループでひとつのものを作り上げた経験を通じて、息子は初めて会う子とでもすぐに仲良くなれるようになりました。

名画鑑賞

息子が参加した教室では、美術館で名画を鑑賞するイベントもありました。
ただ単に鑑賞するだけではなく、絵画を鑑賞して感じたことを紙に書き出して、最後にグループ内で感想を発表しあっていました。
色々な意見を聞くことによって、同じ絵を見ても、感じ方は人それぞれであることを学べたようです。

絵画教室に通うメリット5つ

絵画教室は、絵を描く以外にも様々な活動ができることを理解していただけましたか?

でも、

  • 絵を習うことでかえって個性がなくなってしまうのでは?
  • わざわざお金を払ってまで習う必要があるの?

と思う方もいるかも知れませんね。

そのような疑問を抱えている方には、絵を習うことは子どもの成長にとってたくさん良いことがあると知ってもらいたいです。
次からは、絵画教室に子どもを通わせることで得られるメリットについてご説明します。

メリット①インプットよりアウトプットが多い

絵画教室では、画材の使い方や描き方などのテクニックを教わるインプットの時間より、教わったことを生かしながら制作に取り組むアウトプットの時間の方が長いです。
自由度の高い「作り出す作業」に長い時間をかけられるので、子どもの独創性が磨かれて、豊かな表現力を身に付けることができます。

同じテーマで描いても、同じ絵はひとつもありません。
個々の作品には、描いた子どもの個性がしっかり出ているものです。
習うことで個性がなくなるのでは、という心配はしなくても大丈夫ですよ。

メリット②観察力が身に付く

生徒は、デッサンをするとき、対象物をじっと見て描くので自然と観察力が身に付きます
おもしろいのは、同じ物を見ているはずなのに、その子によって着目点が違うことです。

トンボの標本をデッサンしたとき、トンボの全身を描いている子どもが多い中、息子はハネの模様だけを描いていました。
デッサンするよう言われると、たいていの人は、モデル全体を描かなければという思い込みがあるものです。
しかし、息子は、トンボのハネの部分だけに焦点を当てて描きました。
そのような斬新な発想ができることに、自分の息子ながら感心しました。

メリット③集中力が身に付く

絵を描くにしても立体的な作品を作るにしても、ひとつの作品を完成させるまでには、それなりの時間がかかります。
幼稚園のころ、息子は、自分の思うように描けなかったり、作れなかったりすると、イライラして泣きわめくこともありました。

絵画教室

ですが、今では、周りの人が息子に話しかけても聞こえないくらい、集中して作品づくりに取り組んでいます。

メリット④教養が身に付く

最近の美術館では、イヤフォンガイドをレンタルできる企画展が増えてきました。
子ども用のイヤフォンガイドが用意されていることもあり、より絵画を理解しやすい環境が整ってきています。
そのような環境のおかげで、子どもたちは、作品を描いた画家やその国、時代背景にも興味を持つことができます。

ピアノを習っている子であれば、「バッハは宗教画の時代」、「ショパンは印象派の時代」などと音楽の知識にもつなげて考えられるようになります。
子どもは、興味を持ったことに対してはどんどん深く知ろうとしますから、環境さえ整えてあげれば、自然と教養を身に付けることができますね

メリット⑤絵を描くテクニックが身に付く

絵画教室では絵を描くためのテクニックを学ぶことができます。
多くの親は、将来、絵に関係する仕事に就くわけでもないので、絵を上手く描く技術を身に付ける必要はないと思いがちです。
しかし、様々な絵の技法を学ぶことで表現の幅が広がり、自分の思いを、より的確に表わすことができるようになります。

そう考えると、絵画教室でテクニックを学ぶことは決して無駄なことではありません。
自分の思うように描ける力を身に付けることで、子どもは自信を持つことができます

絵画教室の見つけ方

絵画教室に通うメリットは、絵が上手くなるだけではないことをお分かりいただけましたか?

絵画教室

では、どのようにして絵画教室をみつければいいのかについて、お話していきます。
もう少しお付き合いくださいね!

園外活動を確認する

まずは、お子さんが通っている幼稚園や保育園での園外活動を利用できないか確認してみましょう。
幼稚園によっては、園の時間外に講師を招いて希望者に教室を開いている場合があります。
通い慣れている園で開かれる教室へ参加できるので、子どもにとってストレスがかかりにくい点が良いですよね。

我が家でも息子が初めて参加した絵画教室は、幼稚園の園外活動でした。
通っていた幼稚園に、楽器メーカーから先生が派遣され、希望者のみに造形教室が開催されました。
息子は、同じ幼稚園の気心知れた仲間と、粘土を楽しんだり、大きな模造紙に手形をいっぱい付けたりして、とても楽しんでいました。

市の広報や公民館情報を確認する

地域によっては、自治体などが絵画教室を開いている場合がありますので、市のホームページや広報などを確認してみましょう。
公的施設で開かれる教室は、材料費程度の費用しか掛からない場合がほとんどなので、手軽に体験することができます。

もし習ってみて、本格的に学びたくなったら、先生が個人的に開いている教室を紹介してもらいましょう。

美術館が開催するイベントを利用する

息子が小学生になってから、我が家がよく利用していたのは、美術館が開催する子供向けのイベントでした。
1回きりや、年数回参加できるような子ども向けのイベントは、多くの美術館で開かれています。
対象年齢も小学校低学年から、中高生まで幅広いので、利用しやすいのが特徴です。

息子は他にも習い事をしていましたし、私はワーキングマザーだったため、学校の長期休暇や土日開催がメインの美術館のイベントは、時間的に活用しやすいものでした。

料金的にもリーズナブルですし、開催中の企画展を利用しての鑑賞教室は、本物の名画に触れられる良い機会です。
各美術館のホームページを見ると、イベントの開催予定が掲載されているので確認してみましょう。
近くに大学があれば、大学のオープンキャンパスで開催されるイベントもチェックしてみることをオススメします。

最後に

今回は、子どもを絵画教室に通わせるメリットと、教室の探し方についてご紹介しました。
絵画を習うことは、子どもの感性を伸ばすためにとても役立ちます。
通える範囲内に絵画教室があるのでしたら、ぜひ一度体験レッスンを受けてみて下さい。
お子さんの新たな一面を発見できるかもしれませんよ。

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