【体験談】親子で楽しめる!始めての習い事に最適なベビースイミングの4つのメリット
こんにちは、一姫二太郎の育児に日々奮闘している森岡です。
現在ちょうど一歳の長男ですが、生後6ヶ月からベビースイミングに通っています。
始めた動機は、たまたま近くにスイミングスクールがあり、上の子が習いたいと言ったため、
そのついでに始めてみようかなという軽いものでした。
むしろ、自分も水に入ることに面倒臭さを感じている部分もあり、あまり積極的とは言えない状態でした。
ですが始めてみると、ベビースイミングは赤ちゃんにとっても自分にとっても、いいことづくし。
あの時、面倒くさがらずに思い切って申し込みに行った自分を褒めてあげたいくらいです。
以下から、ベビースイミングの何が良いのか、私が感じた4つのメリットをお伝えしていきます。
低月齢から始められ、赤ちゃんの体力作りに最適
皆さんご存知の通り、赤ちゃんは生まれる直前までお母さんのお腹の中で羊水に包まれて過ごしています。
要は、ずっと水の中につかって過ごしているのです。
なので、水の中は赤ちゃんにとって慣れ親しんだ場所であり、
スイミングは赤ちゃんの足腰が立つ前から始めることが可能です。
私が通っているスクールでは、だいたい首が座った頃から参加可能となっています。
これほどの低月齢から始められる習い事は他にはないのではないでしょうか。
実際に水の中に入ってみると、低月齢の赤ちゃんはケロッとしていることが多いです。
お母さんに抱っこされて、ぷかぷかしているうちに
そのまま水の中で眠ってしまう赤ちゃんもよく見かけます。
ですが、やはり水の中での動きは全身運動になるため、
ぷかぷかしているだけでもとてもエネルギーを使います。
わが子の場合も、スイミング終わりにはとてもお腹がすくようで、
離乳食もよく食べてくれ、その日の夜はぐっすりと眠るようになりました。
そのおかげで、翌日は寝起きがよく朝から元気に過ごすことができ、
よい生活サイクルを作るのにも役立っていると感じます。
1年、2年と続けている子のお母さんからは、風邪をひきにくくなったり、
体を動かす遊びが得意になった、というような声も聞きます。
歩き始める前の赤ちゃんが、安全に体を動かせる場所は限られています。
お母さんと一緒に低月齢から参加することができるスイミングは、
安全で効果的に、丈夫な体を作るための最適な場所なのです。
お母さん自身の心身のリフレッシュになる
冒頭で、自分が水に入ることに面倒臭さを感じていたと書きましたが、
実際に自分自身にどのような影響があったのかをお伝えしたいと思います。
まず自分の準備に関する面倒臭さですが、すぐに慣れます。
私のように水泳未経験者の場合、なんだか大層な準備が必要な気がしますが、
始めに必要なものを一式揃えてしまえば追加で必要になるものはありませんし、
水に濡れた後の着替えも慣れれば大した手間ではありません。
それよりも、メリットの方が大きいです。
まずは、エクササイズ効果があります。
1でもお話しした通り、水の中は全身運動です。
赤ちゃんを抱っこしたまま、歩いたり、ジャンプしたり。時にはバタ足をしてみせたり。
意外とお母さんも体を動かします。
私は過去にぎっくり腰になったことがあり、腰には気を使って生活をしているのですが、
水の中では腰への負担が抑えられるため、安心して体を動かせるのも嬉しいです。
産後、思ったように体型が戻らないけれど
なかなか自分のエクササイズの時間がとれないという方にも、とてもお勧めです。
次に、お母さん同士のほど良いコミュニケーションの場としての機能です。
お母さん自身が人見知りだったり、ママ友の輪に入っていくのに気が引ける、
という方もいると思いますが、スイミング中は基本的にみんな自分と我が子のことで精一杯です。
ですが、そんな中でも同じプログラムに参加していればおのずと話題が生まれます。
ちょっとした時間に、気になることを聞いてみたり、子どもの成長を一緒に喜んだり、
時には愚痴を聞いてもらったりと、そんなコミュニケーションが無理なくとれるのです。
このようにベビースイミングは、体を動かし仲間とちょっとしたおしゃべりを楽しむことで、
お母さん自身の心身のリフレッシュにも役立っているのです。
母子のスキンシップが充実する
赤ちゃんを育てていると、毎日お世話に追われる反面、赤ちゃんと二人きりの時間が長く、
何をして過ごそうか途方に暮れることがありませんか。
私は第一子を育てる時、まだおしゃべりも出来ず歩くことも出来ない娘相手に、
毎日どう遊んであげていいのか苦慮した経験があります。
ですが第二子が産まれた現在、ベビースイミングの時間が母子の触れ合いの時間として、
うまく機能してくれていると感じます。
スイミング中は、お母さんが赤ちゃんを抱っこしている時間が長いです。
お互い水着を着ているので、普段よりも密着度が高くなります。
そしてその状態で母子一緒に同じプログラムに参加するのです。
何かひとつするたびに、「よくできたね。」「がんばったね。」と声がけし、
その都度ぎゅっと抱きしめる、そのようなコミュニケーションが繰り返されます。
その中で、出来なかったことが出来るようになったり、
子ども自身が勇気を出してチャレンジする瞬間などを、間近で見ることができます。
普段の生活の中でも、子どもの成長を感じる場面はたくさんありますが、
ベビースイミングを通してその機会が格段に増え、
また喜びをダイレクトに伝えることが出来るようになりました。
このように、母子で同じプログラムに取り組む環境が、たくさんのスキンシップを生み、
喜びのコミュニケーションを増やし、母子の触れ合いをより充実したものにしてくれます。
母子分離の準備ができる
私が実際にベビースイミングに通って、
一番大きなメリットだと感じているのは、この母子分離の準備です。
ベビースイミングの最中、赤ちゃんをプールサイドに残してお母さんが数メートル離れてみる、
赤ちゃんだけがお舟に乗って遊ぶ、などといった
「お母さんとちょっと離れてみる」プログラムが随時行われます。
また、他のお母さんやコーチにちょっと抱っこしてもらう、
というようなシチュエーションもあります。
もちろん最初は離れていくお母さんを見て大泣きする赤ちゃんも多くいますが、
繰り返すことで「待っていたらお母さんは戻ってくる」ということが理解できるようになってきます。
わが子の場合、生後10ヶ月頃に後追いが激しくなると同時に、
スイミング中も私が少しでも離れると大泣きする時期がありました。
しかし数回くり返すうちに、少し不安げな表情で私のことを目で追うものの、
大泣きするようなことはなくなりました。
またスクールにもよると思いますが、
私が通うスクールでは十分に水慣れした子は2~3歳を目途に
子どもだけのレッスンを始めるようになります。
体操の後、お母さんと離れて一人でシャワーを浴び、プールサイドではコーチの指示を聞き、
自分の順番をしっかり守り、レッスンが終わったら挨拶をして帰っていく姿は、とてもたくましいです。
これだけ出来ていれば、入園準備もばっちりですね。
もちろんスイミングを始めればいきなり出来るようになるわけではなく、
ベビースイミングという下地があったからこそだと思います。
3でスキンシップについて触れましたが、
この充実したスキンシップと母子分離の準備がペアになっていることが、
ベビースイミングの良いところです。
お母さんと一緒にたくさん過ごしてきたからこそ、子どもが安心してチャレンジできる環境になっており、
お母さんが離れたところで見ているようになっても、活き活きと取り組める力が育まれていくのです。
まとめ
以上が、実際にベビースイミングに通ってみて感じた4つのメリットです。
水泳は生涯スポーツでもあり、
「水を怖がらない」「泳ぐのが楽しい」といった感覚はまさに一生ものです。
お母さんと赤ちゃんが一緒に楽しめて、メリットいっぱいのベビースイミング、
始めての習い事にいかがでしょうか。