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【体験談】心と体を鍛える習い事「空手」のメリットとデメリットをご紹介!

みなさん、こんにちは!
元気が取りえの高校生と中学生の母、「スマイル」です。

お子さんが保育園に入園、小学校に入学するとママ友のお話の中で
よく出てくるテーマのひとつが「習いごと」ではないでしょうか。

習い事もひとつではなく複数している子も少なくありません。
たくさん習わせたいものはあるけど、こどもの体力面や経済的な負担を考えると、
あれもこれも習わすことができず、
また習った後でも「こんなにお金がかかるのか!」と現実を知ることもあります。

せっかくこどもがやる気になったのに、
経済的なことを理由にやめさせなければいけないという話もよく聞きます。

そこで、今習い事でも人気の武道、
その中でも実際に2人の息子を10年以上通わせたこのスマイルが極真空手について、
そしてメリット・デメリットをお伝えします。

極真空手とは、どんな空手?

極真空手はいくつかの派閥に分かれています。
息子たちが通っていたのは、松井派と呼ばれるものです。
派閥についてはここでは詳しい説明はしませんが、
この内容は松井派の内容と思っていただければと思います。

極真空手は、体の柔軟性、筋トレ、体力をつけるトレーニングを
ウォーミングアップ的に行い、
稽古の主となるのは「型」と「組手(くみて)」です。

型はいくつも種類があり、空手の基本的な動きを組み合わせ
その精度や姿勢を大会では競います。
もちろん、型を学ぶためには基本の動きを徹底的に行いますが、
派手さはなく、ひたすら地道に稽古を行います。

組手は、こどもの場合は、防具を着用しますが、
基本的にはフルコンタクトと言って、対戦相手に攻撃をします。
ただ闇雲に殴ったり蹴ったりするだけでは勝てず、
きれいに技を当てなければいけません。
もちろん、時間内に相手が倒れ試合続行が難しい場合は、
そこで試合は終了となります。

上記が大会に関してですが、普段の稽古は、それぞれが各道場に所属して、
先生に教えてもらうことになります。
道場には小さなこどもから大人まで幅広い年代の方が一緒に稽古を行います。

時には、出稽古といって親交のある道場へ先生の許可を得て、
行くこともありますが、基本的には自分の所属する道場で活動をします。

ここでひとつ、道場とお伝えしていますが初めての方は
「〇〇道場」と看板を上げて専用の道場があると思われる方もいらっしゃいますが、
小学校の体育館などを道場として稽古をしている場合も数多くあります。

極真空手のメリット

次に極真空手のメリットについてお伝えします。

  • 目上の方に対しての挨拶、礼儀が身につく
  • 年下の人に対して思いやりを持つことができる
  • 心の成長
  • 蹴る、殴るなどの痛みを知る
  • 体幹が鍛えられる
  • 体の柔軟性が身につく
  • 緊張感を体感できる

こうしてメリットをあげるとたくさんあります。
やはり道場では技の習得以前に、礼儀や思いやりの気持ちを学びます。
目上に対する人への接し方、また年下の人に対しては面倒を見るということが
自然な環境の中で磨かれていきます。

時に、厳しく指導されることもあります。
しかし、それは世間で騒がれているパワハラや暴行、暴言と言ったものではなく、
うまくいかない時、どのようにして自分のモチベーションを保つことができるか、
またそのために今何をすべきかということを自分で導き出すように助言があります。
厳しく指導を受けるという経験から心は徐々に鍛えられていきます。

極真空手では実際に人を殴ったり蹴ったりします。
もちろん、自分もされるのです。
時にはやられるばかりになることもあります。
そうした時に、痛みを知ることができます。
痛みとは体の痛みだけではなく、心の痛みも感じることができます。

稽古の中で柔軟や筋トレもあり、片足で蹴るということもあるため、
体の柔軟性や体感を鍛えることができます。
これは、後に他のスポーツをするにあたり、大変良いことです。

息子たちはサッカーも並行して行っていますが、
小さなころから空手をしていたこともあり、体の使い方を学び、
体幹を鍛えていることや柔軟性もあるため大きなけがもありません。
これは空手をしていたからと言われることが、これまでに何度もありました。

大会では、一人で大きな重圧や緊張を経験します。
試合への恐怖、プレッシャーなど様々な思いをします。
これは大人になった私でもこれまでこどもが経験している武道ならではの
張りつめた緊張を感じたことはありません。
小さな頃から経験していることもあり、
少しのことでは緊張や動じることはありません。

極真空手のデメリット

こども達が極真空手を習い、私は本当によかったと感じていますが…
デメリットも正直あります。

  • 大会参加費、昇級・昇段試験代が高額
  • こども同士の喧嘩の際に必ずある一言を言われる。「空手を習っているのに」
  • 怪我をすることもある

この3点は私が感じたデメリットです。はるかにメリットの方が多いのですが…

費用面においてかかるものは

  • 月謝(5,000円)
  • 年会費(10,000円)
  • 大会参加費(10,000円)
  • 昇級・昇段費用(8,000円)
  • 黒帯(初段合格の際)の登録料(50,000円)

これは1人にかかる費用です。大会は、型、組手それぞれにかかります。
しかし、県大会で優勝した場合は、次回の大会では参加費が免除となります。

昇級・昇段試験は、年に数回受ける場合があり、その時はかなりの出費となります。
この他に、道着、防具などをそろえるのに最初は30000円ほどかかります。
成長にともない、買い替える必要もあります。

我が家は息子2人が習っていたので、当然ですが2倍の費用がかかります。
全国大会などに出場となると、個人で出ているため交通費などは全て自己負担となります。
支部が費用の面で10000円を支給してくれたことはありました。

次に、こどもが小さい頃、お友達同士で喧嘩することもあると思います。
叩かれたりすることがあり、やり返すと「空手をしているのに叩くなんて」と言われることが多いのです。

これには、正直イラっとしたことは何度もあります。
道場では、「先に手を出してはいけない。
しかし、自分と大切な人に危険が迫った場合は、
「手を出すことも必要」と教えてもらっています

こどもからすれば、やられたからやり返したのですが、
こういう言い方をされる場合があることも少し頭の中に入れておくと、
喧嘩をして親が出てくる場面があっても、冷静に親として対処できると思います。

最後のデメリットは、これは極真空手に限ったことではなく
スポーツをしている場合にも起こる怪我です。
特に極真空手は防具を使用して防護しているとは言え、
骨折をすることや出血することもあり、
当たり所が悪いと息ができないくらい痛みを伴い倒れること
もあります。
そのため、組手の大会では医師が必ず会場にいます。

まとめ

極真空手は、心と体を鍛えます。スポーツに関して言えば、
極真空手はスポーツではありませんが、
体幹や体の柔軟性、精神力などは他のスポーツに生かすことができます

スポーツ以外の学習などに関する習い事であっても
努力は自分を裏切ることはないということを自然と学びます

いくら親がこどものためと思いあれこれ伝えても、こどもは実際に体験、経験をし、
身をもって感じることが成長には重要だと思います。

確かに費用はかかりますが、それ以上のものをこどもは得ることができました。
ぜひ、興味のある方はお近くに道場があるか調べてみてください。

あなたはこれまで何を学んできましたか?

学ぶというと学校での勉強が連想されますが、習い事や書籍で知識を得る事も立派な学びです。
人は学ぶ事で視野が広がり、人生の可能性が広がります。
ただ、何かを学びたい時、こういった思いを抱いた事はないでしょうか。

「もうすぐ受験だけど、効果的な勉強方法はないかな?」
「子どもに習い事をさせてみたいけれど、どんな習い事がいいかな?」

勉強はしたいけど、どうやって学んでよいかわからない。
お子さまに習い事させている方に聞いてみたいけど、身近に聞ける人がいない。
運良く周りに聞ける人がいればよいのですが、そうも言えないのが現実ではないでしょうか。

学ぶためには本人の努力が必要なものの、その原動力はやはり本人の意欲。
相談できる人がいないだけで、せっかく芽がでた学びの意欲を無くしてほしくないというのが、私たちの根底にある思いです。

そこで学びの芽を育むための情報を提供したいと考えた結果、私たちは当メディア「STUDYCLIP」を誕生させました。

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