習い事

保育園に通う子供たちの習い事事情を徹底解説!

ピアノにスイミングに英会話・・・、数ある習い事ですが、いつから習わせたら良いか、悩むところですよね。
それぞれ子どもによって適した時期はあるかと思いますが、早くに始めなければ身につかない習い事もありますので、出来れば早くに始められるにこしたことはありません。

でも、保育園に入ってしまったら通えるのだろうか・・・そんなお悩みを解決したいと思います!

人気の習い事

2019年の子どもに習わせたい習い事ランキング
第1位 スイミング
第2位 英会話
第3位 ピアノ
第4位 塾
第5位 体操
第6位 習字
第7位 そろばん
第8位 リトミック
第9位 音楽
第10位 ダンス

以上のランキング(※)を見てみると、学習・運動・芸術とバランス良く含まれていることが分かります。
最近は、2~3個かけもちで習い事が当たり前のようになってきています。
(※ミキハウス子育て総研が2018年10月に調査したランキングをもとに、最新の人気の習い事ランキング)

子どもには何か一つというよりはバランス良く様々な能力を身に付けて欲しいと願う親御さんが増えてきていることが伺えます。
ある番組で東大生が小さい時に習っていた習い事ランキングというのを出していましたが、第1位はピアノ、第2位はスイミング、第3位は英会話という結果が出たそうです。
ピアノやスイミングは昔から変わらず人気の習い事と言えます。

習い事 いつが始めどき?!

数ある習い事、一体いつから始めたら良いのか?悩むところですよね。
では、「ゴールデンエイジ」という言葉を聞いたことがありますか?
このゴールデンエイジとは、子どもの体の発達が著しく、思った通りに体が動かせ、少しの時間で動きが覚えられる成長の黄金期のことです。

一般的に9歳から11歳の間を指すので小学校3~5年生の頃を言います。
この時期は、土台となる学習があることから分かりますが、脳力の発達も著しい時期になります。
高学年、そして中学・高校へと続く学習の基盤となる学習をこの時期に習います。

頭も体も急激に成長する、この時期の積極的な活動が大事なのは勿論ですが、その前段階である3歳から8歳のプレゴールデンエイジと呼ばれる時期に様々な体験をすることでゴールデンエイジ期に更に短期間で見た動きを習得できるようになると言われています。

つまり、始める時期は個人差があるかとは思いますが、やはり3歳頃のプレゴールデンエイジ期に始めるのが良いかと考えられます。

習い事のメリット

小さい内は、自分でも教えられるから・・・と思って習い事に通わず、自宅学習している方もたくさんいるかと思います。
親御さんと一緒に学ぶ事が出来るのはとっても幸せなことですし、素晴らしいことだと思います。

そういった親子の時間は心の発育・情緒の育成にとても重要なので良いことですが、もしいずれ習わせることになるのなら初めから、キチンとしたところで習わせるのをオススメします。

学習でも運動でも、自己流のクセがつくと修正するのにとても時間がかかるのです。
出来るようになるだけでしたら、家庭でも十分ですが、ピアノやスイミング、英会話にしても指導する人達はプロです。

子どもの脳や体の発達を理解し、その過程を元にプログラムが組まれています。
あのスクールはマニュアル通りで・・・という話を聞く事がありますが、そのマニュアルこそよく考えられた素晴らしいプログラムなので、正しい能力を身に付けさせたいなら、キチンとしたスクールで習わせてあげることをオススメします。

ただ、マニュアルがあってもやる気のない月謝泥棒(←失礼ですが・・・)のような先生がいることも現実です。
しっかり体験や話をしてから入会を決めましょう!!!

共働きでも大丈夫!習い事に通わせる方法

レッスン日を休みの日にする

  • メリット・・・
    仕事にも保育園にも影響しにくい
  • デメリット・・・
    休みが不規則な親御さんには難しい
    一日に入れるレッスンが限られる
    その曜日に希望のレッスンを入れられるとは限らない
    土日は基本混みやすい

一番てっとり早いのが休みの日にレッスンを入れる方法です。
仕事にも保育園にも負担にならず通わせられるので気持ち的にも楽です。
ただ、ただ、希望の時間が空いていないということはあるので、習わせられるものに限りが出てしまったりします。

祖父母にお願いする

  • メリット・・・
    希望の時間でレッスンを入れられる
    規則的に通わせられる
  • デメリット・・・
    祖父母が近場にいなければそもそも頼れない

祖父母にお願い出来る状況であれば安心して任せられて良いですよね。
ただ、祖父母との関係が良好であること、祖父母が近場に住んでいること、などをあげたら、場合によっては子どもを見てくれる人がいると判断されて保育園に入られなくなってしまうリスクもあります。
それでは本末転倒になってしまいますよね。
祖父母に任せられるのは一番安心ではありますが、そのあたりは気を付けなければなりません。

ファミリーサポートを利用する

  • メリット・・・
    研修などがあり、安心して利用出来る
  • デメリット・・・
    保育園のお迎えが家族のみの場合利用できない

最近、様々な地域でファミリーサポートが出来ていますが、このファミリーサポートは育児や介護でサポートを受けたい人が会員となりお互い助け合う会員組織です。

援助を受けたい依頼会員と、援助をしたい援助会員とで成り立っています。
事前に研修を受け会員になると利用することが出来ます。
事前に登録が必要なので、急に利用することは出来ませんが、親御さんが病気で子どもの世話が難しいときなどの為にも登録しておくと安心です。

病児保育と違って、残業でお迎えが遅くなる場合や、習い事のお迎えなどでも利用できます。事前に了解を得られれば可能かもしれませんが、保育園のお迎えが必ず両親もしくは祖父母など規定がある場所があるので事前に保育園に問い合わせてから利用して下さい。

ママ友と協力して送迎

  • メリット・・・
    送迎の負担が半減する
    お友達と一緒に通える
  • デメリット・・・
    ママ友・子どもの関係性に影響する
    子ども同士がケンカしたときなどは気まずい

同じ習い事だったり、送迎先が近場だったりするのであればママ友と曜日や習い事によって交代で送迎するという方法もあります。
ただ、結構仲の良い関係柄でなければ頼みにくいところはあります。
子ども同士がケンカしたり、どこか険悪になったりして一緒に行きたくないなど言われたときには、とても気が重いものです。
平等に同じ回数を行ける訳ではないので、小さなストレスが大きなひずみにならないよう気を付けなければなりません。
事故のリスクを考えると、あまり他人の子どもを乗せるのは危険と思ってしまうので、キチンとそういったものを踏まえた上で送迎をシェアすると良いかと思います。

送迎付きの習い事を選ぶ

  • メリット・・・
    送り迎えがあるので安心して通える
  • デメリット・・・
    スイミングや塾などに限られる

最近は習い事も送迎付きのものが多くなってきました。
家庭の環境や働き方の変化によってニーズが変わってきたのだと感じられますが、まだ自宅からスクールまで、といった内容のスクールは少ないかと思います。

〇〇に集合して、帰りは□□にお迎えをお願いします、といった形だと結局誰かがお迎えに行かなければなりませんし、そういう送迎は利用できるのが小学生以上などの場合が多いです。

もし、保育園から自宅までの送迎があったとしても完全個別のところになりますのでレッスン費も割高になるかと思います。
送迎も含めたら、結構なお値段になりそうですよね。
ピアノなど続けてレッスンが行われるような習い事では難しいでしょうから、習い事の種類が限られてしまうかと思います。

送迎にタクシーを利用する

  • メリット・・・
    何時でも確実に保育園に迎えに行き、スクールまで送り届けてもらえる
  • デメリット・・・
    一人で行けない子もいる
    費用がかかる

保育園から確実に送ってはもらえますが、年齢によっては一人で乗るのが難しいと思います。
年長さんくらいなら可能でしょうが、3歳児を一人でタクシーに乗せるには事前にチャイルドシートの利用をお願いしなければなりませんし、未就学児一人で乗せてもらえるかは事業所に確認しなければ分かりませんので、支払いの方法など事前に確認してから利用しましょう。

送迎は絶対無理!!!違った方法で習わせる方法は?

短期集中!長期休みのみの習い事

毎週通わせるのは難しい・・・でも習い事はさせたいというときにオススメなのが、短期集中のレッスンです。
例えば、スイミングですと、3日間集中レッスンのプランがあるので、夏休みの期間を利用して習わせるのも良いかも知れません。
ただ、短期レッスンは午前中などのことが多いですし、保育園は長期休みがないところが多いかと思いますので、その期間はお休みさせなければなりません。
英会話などは、サマースクールのような感じで数日間のキャンプのようなレッスンもあるので、そういったものに参加すると短期間でも効果があります。
ただし、ただし、ピアノのような習い事は短期間では身につかないので行っているところもない様です。

オンラインの習い事

最近、非常に便利になってきたのがオンライン学習です。
オンラインなので、いつでもどこでも好きな時間、好きな場所で始められます。

最近は保育園児・幼稚園児でもタブレットやスマホをサクサクと使いこなしている姿を目にします。
これからのIT社会や今後のプログラミング学習などの為に早期に操作の仕方を覚えるのも良いです。

オンラインですと、ピアノや英会話、学習など様々なジャンルを学ぶ事が出来ます。
費用も比較的安く済みますし、送迎の負担も減ります。

ただ、保育園児に習わせるには、9割親のサポートが必要になります。
決まった時間に、自分から進んで、なんてことはなかなか出来ませんので、やりたくないときはやらない、やりたいときは親の都合も関係なしにやりたいとなりかねません。

とりかかりやすく安価ではあるけれども、継続させるのは難しいので、楽しく続ける工夫が必要になります。
例えば、上手にレッスンしたら「シールぺったん」のごほうびだったり、好きなおやつを食べたり、頑張れる仕組みを作ってあげましょう。

最近のオンライン学習は楽しめる仕組みになっていて、続けられるような工夫がたくさんしてあるのですが、実際、小学生や中学生でも通信教育を受けて長く続かない子がいるように、機能が優れているから続けられるとは限りません。

オンライン学習を長く取り組むためには親御さんが一緒になって取り組むことが必要不可欠です。
ぜひ一緒に習うような気持ちで取り組んでみましょう!

習い事のようなカリキュラムがある保育園を選ぶ

数年前にプロゴルファーの横峯さくらさんの叔父・横峯吉文さんが確立したヨコミネ式という、保育園時代に体操や音楽・リズム、そして読み書きもこなしてしまう天才児が育つと話題になり、テレビや雑誌、本などもたくさん出版されました。

全国から、鹿児島まで通いたいと応募してくる人もいたそうですが、最近では全国に「ヨコミネ式」のメソッドを引きつぐ保育園が出来てきて、全てとはいかなくても「ヨコミネ式」に沿ったカリキュラムを受けられる保育園が増えてきました。
最近ではフィギュアスケート選手の紀平梨花さんがヨコミネ式のカリキュラムがある保育園出身と言う事で、またヨコミネ式が再注目されてきているようです。

そのように保育園でも幼稚園に負けず劣らず、しっかりとした学習や運動が出来るカリキュラムを行っているところがありますので、初めからそういった保育園に通園させる、というのも一つの方法です。

習い事を始めると生活のリズムが狂う?

夕食の時間が遅くなってしまう?

習い事を始めると夕食の時間が遅くなってしまう、生活のリズムが狂ってしまうなど不安がありますよね。

習い事の種類や、時間にもよりますが、家庭での食事の時間を基準に習い事の時間を決められれば、その時間を確保して習い事を入れれば良いかと思います。
もし、時間が希望の時間に入られなくて食事の時間が狂うようでしたら、その日はおにぎりやサンドイッチなどつまめるお弁当を送迎の中でとるようにしても良いかと思います。

習い事の曜日に多少食事の時間が遅れるのは特に問題ないかと思いますが、同じ時間に食事をという場合は、お弁当がオススメです。
中身はピンで食べられるような、卵焼きやウインナーなどがオススメです。

お風呂の時間、寝る時間

習い事で遅くなるとお風呂の時間や寝る時間も遅くなってしまいます。
出来れば早く寝かせてあげたいですよね。

例えば、ピアノや学習塾など比較的体を動かさないような習い事でしたら、先にお風呂に入ってしまうのも一つの方法です。
以前、塾にお風呂上がりの生徒が、「終わったらすぐ帰って寝ます!」と寝る準備万全で来た事がありました。
塾が終わるのが22時頃だったので非常に効率的だと思いました。

その子は中学生でしたが、確かに多少はリズムが狂ってしまいますが、あまり神経質になりすぎることはないです。
時には疲れてお風呂に入らないで寝てしまうこともあるかもしれませんが、親御さんがピリピリしてしまうと習い事も楽しくなくなってしまいます。

未就学児の頃はあせもが出来やすいので汗をかいた際は拭き取ってあげたほうが良いですが、まずは習い事をしっかりこなしてきたことをキチンと誉めてあげましょう。

まとめ

親御さんが共働きで保育園に通わせている中で習い事をさせるのは大変ではありますが、小さいながらに一生懸命頑張る姿を見ると元気が出ますし、仕事を頑張ろうと思えるエネルギーになります。
私は子どもが保育園時代にスイミングとピアノに通わせましたが、毎週の送迎は本当に大変でした。
近くにスクールがなかったので、隣町まで通ったので時間もかかりました。

でも、「楽しかった」「早く次のクラスに進みたいな」という言葉を聞くと、頑張って通わせてあげたいなと思いました。
働いているから習い事は難しい、と思いがちですが、色々な方法がありますので、家庭の環境にあった方法でぜひ通わせてみてください。

あなたはこれまで何を学んできましたか?

学ぶというと学校での勉強が連想されますが、習い事や書籍で知識を得る事も立派な学びです。
人は学ぶ事で視野が広がり、人生の可能性が広がります。
ただ、何かを学びたい時、こういった思いを抱いた事はないでしょうか。

「もうすぐ受験だけど、効果的な勉強方法はないかな?」
「子どもに習い事をさせてみたいけれど、どんな習い事がいいかな?」

勉強はしたいけど、どうやって学んでよいかわからない。
お子さまに習い事させている方に聞いてみたいけど、身近に聞ける人がいない。
運良く周りに聞ける人がいればよいのですが、そうも言えないのが現実ではないでしょうか。

学ぶためには本人の努力が必要なものの、その原動力はやはり本人の意欲。
相談できる人がいないだけで、せっかく芽がでた学びの意欲を無くしてほしくないというのが、私たちの根底にある思いです。

そこで学びの芽を育むための情報を提供したいと考えた結果、私たちは当メディア「STUDYCLIP」を誕生させました。

「STUDYCLIP」は世の中に埋もれた学びにまつわる情報を切り抜いて提供しようという意味です。
当メディアがあなたの学びを通して、豊かな人生を送る一助になれば幸いです。